うわの空日記


ワルシャワに暮らす主婦ゲラッチの日常です。

2005年01月19日(水) 残り物には福が無い。

「残り物には福がある」ってのは日本のことわざらしく、まぁ詳しく調べていったら中国とかの諺かもしれないけど、とりあえずポーにはそんな観念無い。
残り物は残り物。それなりの理由がある、ってのは通念。

が、それとは別にゲラ夫にはヘンなクセがあって、絶対「最後の1つ」を食べない。
チョコとかクッキーとかなら1つ残ってても気にしないんだけど、サラダとかスープとかを大さじ一杯分くらい残しておいて、鍋なりボウルなりを洗わない。(私が洗えばいいんだろうけどさ。) でもどうせなら洗ってくれないまでも、残りを捨てて水張っておいて欲しいんだよねぇ。
だってゲラ夫、夕飯の食器洗ってガスレンジもキレイに掃除するのにサラダボウルとかスープの入った鍋はそのまま置いてあるんだもん。
絶対誰も食べるわけ無い(量しか残ってない)のに!!

で、まぁよくある話だけど殆ど空に近い牛乳パックやらジュースやらもそのまま冷蔵庫に入れっぱなしのゲラ夫。何度朝騙された事か。

と、思ってたらさぁ。どうやらこれはゲラ夫家族の遺伝子に関わるものらしく。
ドミニカ(ゲラ夫妹)も全く同じなんだよね。みかんにしろクッキーにしろ絶対最後の1つは食べない。クッキーなんて2日くらい皿に置いたまんまだし。何故誰も食べない?

で、実はドミニカの彼氏も同じように最後の1つだけ食べない。
毎回毎回私が最後の1つを食べて皿を洗ってる。みんな、最後の皿洗いがイヤなのかと思ったんだけど、別に食器は率先して洗ってくれるんだよねぇ。

と、思っていたら。
どうやらゲラ夫実家では「○○全部食べたの誰だ〜!」って言い争いが絶えないらしい。
今でこそゲラ夫とヴィオラは実家をもう出てるけど、まだドミニカとダミアンが居て、更にドミニカの彼氏も同居中。お菓子にしろサラダにしろ、食べ切ってしまった人は責められるらしいよ、あの家では。

最後の一切れさえ食べなければ「全部食べた」責任を逃れられると思ってる所が図々しいざます。


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