今日はワルシャワ蜂起の日。おお、今年は60周年記念じゃないか!ワルシャワで記念式典があってTV中継もやってるはずだけど、一緒に行けそうな友達が揃いも揃ってワルシャワを離れてる。しかもTVが壊れてしまった。中継すら観れない。
ワルシャワの8月は閑散としてるから、天気のいい日の公園も人気スポットのナイトクラブも正に今行かずにいつ行くんだ!?って状態なのに、友達はおろかゲラ夫さえ居ない。 唯一ワルシャワに居る友達は先週出産したばかりだし。公園もクラブも無理。 むぅ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 実は私、占いの類をもの凄く信じてしまう。 バカバカしいとは分かっていても読んじゃうし、読むと信じちゃう。 占いが当たるというよりは、洗脳された私が占いの通りに行動してるといった方が正しいって状況なんだけど。 だから意図的にあまり信憑性のある占いは避けてる。 「今月のラッキーアイテムは折りたたみ傘☆」 「ラッキーカラーはサーモンピンク♪」 みたいな占いが、実害が無くて良い。
それから、占いが思いっきり外れてくれると安心する。 「内気で想った事が口にできない」「我慢強く、一箇所に留まるタイプ」とか書かれるともう嬉しくて嬉しくて。 ちなみに今日やった名前の鑑定では、「男児運無し」と出て戦慄。ゲラ夫の仕事って、特定のDNAが破壊されがちで男児出産率が著しく低いんだよね。この一言のせいで、他に書いてあること全てを信じそうな自分がイヤ。悪い事も書いてあったし。
ところで、もう5年以上も見続けてる星占いがある。(と、いう事実に今気づいてちょっと恥ずかしくなった。5年も読んでんのかよ。) その占いで先月は「知的好奇心旺盛な時期。今月身につけた知識は一生の宝に」とか書いてあった。 7月といえば私がポー語レッスンを始めた月。さすがに占いでレッスン受講を決めたわけじゃないけど(ホントだよ!6月から開講を待ってたの!)これを読んで「あ〜、当たってる〜〜!!」とか納得してる自分が居る。
そして今月は「家族間のトラブルが重荷に」とある。「有り難がられない事を自分から買って出ないように」「皆の我儘を聞いては身が持ちません」などなど。そ、それってもしや、ゲラ夫実家の改築の話ですか!!??
そういえば前回の帰省で既にトラブルの芽は出ていた。 今回の改築は、ゲラ夫がイニシアチブを取ってる。緻密な性格なんで、家の中のあらゆる場所を検証して、真っ先に改善すべきところ、後回しでもOKなところ、どの改善方法でいくらかかるか等をはじき出す。経済面での負担もゲラ夫がしてるから、決定権はほぼ全てゲラ夫にあると言っていい。
普通ならこの時点でトラブル発生だが、物分りの良いゲラ夫家族は一切文句なし。 唯一ゲラ夫ママが私達の出費を気遣って「今までのままで何ら不便は無い」と言い張ってたけど、策略家の嫁は「でも湿気のあるバスルーム嫌ってるから、潔癖症のゲラ夫は実家に近寄らないですよ」とあっさり説得。
じゃあどんなトラブルの芽かと言うと、ゲラ夫と家族の許容範囲の違い。 結局どんだけ時間と金をかけても(ま、金はギリギリしかかけてないけど。業者に頼むと桁が違うからねぇ。)ゲラ夫の納得するレベルの施工は彼らには無理なんじゃないか!?という局面があって。 キッカケ自体は大した事無くても、ゲラ夫には家族に対する長年の募る想いもあるし、事が複雑化する。 弟は拗ねるしゲラ夫は怒ってるし、ママはおろおろだし。
こんな時、他人ってラクね〜。非常にロジカルなアドバイスができます。 誰も悪気は無いこと。弟はまだ若いんだから(17歳)ここはゲラ夫が折れて話しに行くべきだという事。もちろん「折れる」=ご機嫌とりではなくて、冷静な話合いが必要だという事。今ここで諦めたら少なくとも今まで費やした分(時間&金)は確実にパァになるけど、根気強く丁寧に施工法を教えれば上手くいく可能性は、例え少なくともゼロではない事。
自分の家族が相手だったら絶対もっと感情的になってるけど。それを根にもって、3年くらいは口きかなかったりしそう。 が、長年一緒に生活してこなかった者の強みを活かした私。非常に的を得た冷静なアドバイスに耳を傾けたゲラ夫&家族は素晴らしい嫁だと私に感謝するのでした。私、超おいしいトコ取り。
って、あら。 別にトラブルの芽じゃないじゃんさ。ハッピーエンドなんですけど。 やっぱり占いに踊らされてるのかな。それとも次の帰省ではもっと大きな波乱が待っているのか。台所戦争勃発!みたいな? 何にせよ、こんな風にあれこれ考えてしまってる辺りで既に占いに翻弄されてるわけだが。
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