鉄塔が、凄く好きなのです。凛と立っている姿が、何処か淋し気で、ただ流れる時を、受け止めて、流して、何も無かった様に、見えるその姿が。とても悲しい事があった。だけどそれを乗り越えなきゃならない。乗り越えてやろうじゃないか。いつか、笑って話せるように、乗り越えてやろうじゃないか。いつか笑って、祝福出来るような、そんな人間に、なりたいと思った。