さてどちら?
『星の王子さま』が届いた。
数ページ読んで、思い出したことがある。
ある相談で
「私は40代です。独身で現在外国の大学院に在籍してます。
卒業後は日本に戻り仕事をしたいのです。
会社勤務経験もありますが、収入の大半は自分磨きのために
使ったため、貯蓄がありません」
反応は様々だったけれど、彼女の人生を肯定したり
好感を持つ人はごく少数だった。
老後の人生設計ができていないという人。
独身を貫く覚悟で、私は分譲マンションを購入したという人。
もっと危機感を持てという人。
良い出会いに恵まれる可能性を捨てずに待てという人。
歳を重ねれば重ねるほど、現実的になり大人になる。
夢みたいなことをしていても、食べていけない。
確かにその通りだけれど。
昨夜電話をくれた友人のNちゃん。
お姉ちゃん、何星人?
と、突然尋ねた。
地球人だと答えそうになったけれど、Nちゃんが流行の
六星占術のことを聞いているとわかったので
さぁ?10年位前に、叔母も何か言ってたけれど
どうでもいいから覚えてないな。
と答えた。
彼女は大変な勢いで、私が何星人か調べ、今後の私の人生に
ついても考えて、あれこれ提案してくれた。
大人らしく生きないといけないけれど
大人には、象を飲み込んだうわばみの絵は、帽子にしか見えないらしい。
私はどうだろう。
うわばみというものをまず知らない。
帽子にも見えない。
背中にこぶが二つある、小さな目を持つ蛇みたいな生き物に見えた。
Nちゃんの読んでくれた本には、私は奇人変人とあった。
彼に話すと、すぐにネットの無料占いを見つけた。
私との相性診断の結果は、気まぐれな私に付き合いきれなくなるそうだ。
詳細は・・・やはり忘れた。
ごめんね、関心ないのもここまで来るとひどいね。
2005年05月31日(火)
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