行き場のない
5月5日は、私にとってよくない。
近づくにつれ、だんだんイライラしてくる。
関連した諸々が、記憶の底から浮かび上がってくる。
昨夜、この数年どう過ごしていたか思い出してみた。
2004年は、全く気づかずに、気にせずに過ごしたと思う。
記憶がないから。
2003年は、引越し前の手続きで動き回っていたはずで
これまた記憶が定かでない。
2002年、他のWeb日記に書いていた。
3年も経っているのに、まだダメだ。

この3連休の予定を、ほんの少しだけ彼から聞いていた。
彼のほうは好きなときに、電話をかけてくる。
私が友達と話す時間を優先してしまったとき
待たされるほうの身になれと言われた。
これは彼とボイスをしてるときに、Sちゃんから電話が
あったときのこと。

昨日は12時前に寝ようと思っていた。
シャワーする時間、髪の毛を乾かす時間。
おおまかに予定を立てていた。

22時半前、昨夜は爆睡だったとメールが来た。
あっ、そうと思う。
返事をしないといけないって思ってたのに
寝てしまってできなかった。ごめんな
返事がなくてもかまわない。
それより、何故寝てしまったか知ってるから
明るく返事できなくなる。
それでも気を取り直して、スケジュールを伝える。
数通のやり取りの後、突然沈黙。
とりあえず無言の相手に、シャワーしてくるねと打つ。
数十分後、シャワーしたよと打つ。
沈黙したままのメーラーに、ばかばかしくなる。

ぷっつり返事が来なくなって1時間後
お待たせと一言。
髪を乾かしたい、眠りたい。
なんで私だけ、お伺いを立てながら行動しなければ
いけないと、腹が立ってくる。

彼はほったらかしにした1時間の理由を書いてきた。
言葉が次々に浮かんでくるけど、抑えた。
そして、ひとこと、不愉快だから寝ると返した。

彼と連絡が取れない間、私なりに、旅行先で
どう過ごすか考えた。
彼と待ち合わせする場所の、電車の乗り継ぎ時間の
調整のため、新幹線の時間を変更した。
ホテルの予約を取った。

私の「不愉快」のひとことで、彼はケンカしかしないなら
逢っても仕方ないんじゃないと言い出した。
しかしない?
ますます不愉快。
逢うの止めようと言いかけて、考え直した。
GWの真っ最中、新幹線の変更は無理。
宿泊日程を変更するのも無理。
これについて、どう考えてるのかと尋ねた。
彼は謝った。

言いたいことは山ほどある。
だけど大半は、言ってもどうすることもできない。
今現在は、どうすることもできない。
それを承知しているはずなのに、ちょっとしたことで
湧き上がってくる。
自分でも止められない。
だから、おやすみと言った。
持って行き場のない怒りで、眠れなくなった。

2005年05月04日(水)

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