|
2005年09月08日(木)
つばさは元々二重人格です。 この二重人格はシームレスで、「別人のようだ」とは言われません。 なぜなら、いつもひとつの心ではないので、ごちゃ混ぜにした信念や心情を持っているからです。
例えば、信号を厳格に守る人は大好きです。つばさは小さな子供の前では信号を守ります。しかし大人の集団の前では割と守りません。 つまりいつでも矛盾が同時進行している人なのです。 自転車で通勤してるけど、道交法を守ってるとは言いがたい。 しかし、車を運転中に赤信号を通過している時は本気で見落としている時以外ありません。一方通行を逆走してみたり、無人の深夜に油断してぶっちぎる事もありません。 ルールの使い分けをするつばさは、仕事に対しても無意識に使い分けをします。
最近は体が思い切り、会社に行くのを嫌がり始めて来たのです。 朝が面倒くさいのです。 自転車でかっ飛ばす元気がありません。 ついに本気でスクーターのwebページなどを見始めました。
つばさの体調はかなり敏感なところへ来ていて、1日自転車通勤を休めば次の日に相当足が軽くなります。 夜も普通通りの時間に休めば、ペダルの軽さは段違いです。
普通の事だと思います。
普通の事なのに、それが守れないつばさは、会社に行くのが嫌なのです。 行ってしまうとどんどん仕事をするけども、仕事以外の事に気を遣う事が増えて来て、しんどさが増しているのも理由の一つです。
会社に行ったら仕事だけすりゃいいじゃん。 給料以外の事に不満持たなきゃいいじゃん。 みんなにそう言ってやりたいのですが、意見ごもっともに受け止めてしまうつばさが居ます。 文句言うんだったら、こういう風に改善して行きましょうと自発的に言えばいいじゃん、ここがおかしいだけ言うなよ、ボケ。
派遣社員だけに囲まれている面倒くささを誰が理解してくれるだろうかと思う反面、使えない社員を相手にするならこの人達の方がよっぽどマシとも思う。 少なくとも、仕事をよりよくする創意工夫はあるし。
ルキさんのおかげで事務処理は格段に早く済ませられるようになりました。 全ての書類をExcel1ブックで一元管理することが、やっと出来るようになったのです。 つばさが勤務し始めた3年前、提案した事がやっと実現です。 「今までそれでやってきたから」であっちこっち散らばる書類を理解しなくてはならなかった事は、事務大嫌いのつばさには苦痛でした。 なぜ、それをやらなかったかと言うと、どんどんそんな暇がなくなって来たからです。
自分が解かってる事が出来ないと、つばさに対しては強烈に物言う先輩も大嫌いでした。新人さんは何言い出すか解からない人だったから、何も強く言う事はなかったですが、とにかくこの人の「強く出られる相手には徹底的に、そうでなければ地蔵の振り」と言う接し方がたまらなかっただけに、離れてくれた時は不安と安心が五分五分でした。 ま、性格は変わらないので、今でもちょっと勘違いしてるけどね。
楽ではなくなったのは、任せときゃよかった上が居なくなった事で、楽になった事は自分で判断できるようになった事。 それでもよもや青二才と言うパートナーが、新たに自分を苦しませるとは思いもよりませんでした。
社員になって解かった事は、各事業部の中で、うちの事業部に頓珍漢な男性が極めて多い事。 他の人はこんなにボケではないだろうと、話してて解かりますが、寄せ集めたように頓珍漢です。 鬼さんが金切り声を上げなくてはならないのは、鬼さんのせいではありません。 それをつばさがしなくて済んでいるのは、責任の重さが違うから。 そう考えれば大した苦労はしていない。 でも、青二才との業務をこのまま続けるなら、いっそこの業務を無くせばいいんじゃないの?と言う気持ちは変わりません。
|
|