2009年06月03日(水) |
『1Q84』はスゴイ+シヴァさん来訪 |
『1Q84』の途中感想。1巻第14章まで読んだところ。@水曜日午前1時
最初の頃は読んでいて 過去の作品との類似点やら村上作品のキーワードやらが目に付いたのだけど だんだんと「違う。これは過去のとは違う」って気がしてきた。
なんか違う。新しい扉が開いた感じがする。
やっぱり村上春樹ってスゴイんだと感じてます。
***
夕方に帰省中のシヴァ(仮名)さんが 雨の中はるばるお札とお守りを持ってきてくださいました!! お守りは親子3人分で3つもー! すみませんありがとうございますっっ!!!(平伏) しかもお菓子までいただいてしまって ワーイ(・∀・)ワーイ にもかかわらず本当にお構いもしなくって心底ゴメンナサイ。orz (うちの駐車場で立ち話しただけ…) このお礼はいずれ何かしらできっと!
ちなみにシヴァさんはサークルの先輩。と言っても他大学ですが。 でも同じ県の同じ地方出身ということで、 初対面のとき地元言葉でローカルトークを繰り広げたことは忘れません。 シヴァさんがその大学の渉外?担当だったこともあって 学生時代はサークルの行事等でちょこちょこお会いしてました。 博識で賢くって、現在は京都のお寺で修行中のお坊様でいらっしゃいます。
私も長いこと音信普通だったのですが mixiでネット上の再会を果たして交流が復活しました。 って言ってもmixiでお互いの近況報告を読みあうくらいだけど。
思えば多分シヴァさんが卒業されてから初めてお会いしたのではないかと… となるとええっと8年ぶり!?ということに気づいてびっくりした。
お会いする前は
「数年ぶりだし、お顔わかるかな〜…?」
と正直ちと不安だったんだけど、それは杞憂でしたwww
私も言われましたけどシヴァさんもあんまり見た目変わってないし。 (日記で太ったーだの書かれてたけど、太ってないよね??? 昔と同じくスリムにしか見えなかったんですけど…)
あ、敢えて言うならそうだ、髪型が違う。現在は坊主頭だった。←当然
ほんの10分程度の再会でしたがお話しできて非常に楽しゅうございました♪ 短時間ながらいろいろ聞けたしw( ̄▽ ̄) いや〜そんなめでたい話があるとはね〜ニヤニヤ 口止めされたから言わないし書かないけれど、嬉しいことだ☆
次にお会いするときにはさすがにうちの赤子さんは産まれてると思いますが、 赤子は旦那に任せることにして(笑) 是非とも杯を傾けながらゆっくりお話ししたいものです。
明日京都にお帰りになられるそうですが、道中お気をつけて!! あ、あと今日はTシャツにジーンズ姿でいらっしゃったので、 次は是非袈裟姿見たいですwww
***
シヴァさんがお帰りになられた後しばらくしてからの話。
昨日「もうパソコンなんかやらない!!」宣言したはずの母上が
「ちょっと来て」
と言う。…パソコンの操作がわからなくて質問してきた模様w 昨日の今日でそれですか、と笑いを噛み殺しながら行ってみたんだけど、 質問する態度(イライラ・怒声・人のせいにする)があまりに…だったので こちらも怒鳴り返して応戦。 てゆーか自分がイライラしてクリックしまくって誤操作したのを
「あんたがやったんでしょ!?」
って意味不明だろ…orz
ほんの少しでもしおらしくしていれば可愛げもあるものの、 質問してくる立場なのに超上から目線で威圧的なものだから こちらも反発せざるを得ない。
怒声で萎縮してしまって不満があっても 「ごめんなさい」としか言えなかった幼い頃の私ではないのです。
(ふと気づいちゃったけど、 いままで人に怒られると萎縮してしまっていたのは 怒られ慣れてないからだと思っていたんだけど、そうじゃなくて 母親に怒鳴られたり威圧されたことが原因なんじゃなかろうか)
全てを私のせいにしてくるものだから、 全てを理詰めで訂正してやったら逆切れして怒る怒る。 「教えてくれるってあんたが言ったじゃない!」と仰るが、それは 「教えてくれない?」と貴女が言ってきたからだ。
そして「教える」とは 「何も努力しなくてもわかるようにしてくれる」ことではない。
「知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く。 教育する。教授する」by 大辞泉
ということが「教える」ことであって、 その先にある「理解する・身に着ける・わかろうと努力する」ことは 本人のやる気と行動がなければ出来ないこと。 逆に言うとそこは私の範疇ではありません。
あ、そうそう理詰めで反論してるときに
「どうせ昨日小母さんにCDを渡すとき『私が作ったの♪』みたいに言ったんでしょ! いままでずっと黙って指示に従って作業してきたのは私なのに!! 『青嵐が作ってくれたのよ』とは言わなかったんでしょ!?」
と言ったら黙ったw 別に構わないんだけど、そういう他人の褌で相撲を取るようなことしておいて よくもまぁ私に対して高飛車な態度に出られるもんだ、とね。思うのですよ。
帰宅した父にダイジェストで話したら、
「あいつは自分が悪いと思ってないからなぁ…だから嫌われるのになぁ…」
と溜め息をついてました。本当にな。 父上には
「もうあれには黙〜ってハイハイって言っておけばいいんだよ。 (どちらかが折れれば丸く収まるのに)あんたたちは二人とも頑固なんだから」
と言われましたが、それは違うと思う。
私は悪くない、やってもいないことで謝罪したらやったことになってしまう。 だから謝るのは筋違いなことなんです。簡単に謝るべきことじゃない。 仮に親であっても。いや、親だからこそ。
父と母は元々は他人だから「負けるが勝ち」という対処方法もアリだと思う。 でも母と娘は違う。 元々「親」である母のほうが権力を持っていて、 「子」である娘は(少なくとも小さい頃は)屈服せざるを得ない。 それがどんなに理不尽で不合理であっても。 だけど大人になった今、私は「子」ではあるけど「子」ではないから そういう威圧に屈服する理由がないし、しちゃいけないのです。 跳ね除けて逆に威圧するくらいじゃないと先に進めないもの。 言い方はよろしくないけれど、母の屍を越えて行くくらいでなくちゃ。 誰かに押さえつけられたまま歩む人生が健全だとは私には思えない。 (どうでもいいけど『俺の屍を越えてゆけ』ってゲームあったなぁ)
ゆえに私を「頑固」だと評するのは違うと思うし、 どうせ相手は折れないんだから折れてやれ、と私に諭すのは違うと思う。 てか、そもそも夫婦の間でそうした母上の態度を改めさておくべきだったと思うよ。 子供のためにも、数十年に亘る相手との付き合いのためにも。
(これまた余談だけど、 母親のこういう子供っぽい癇癪や自己中心的な態度に遭遇するたびに 亡くなった祖母はどうしてきちんと怒ったり躾けたりしなかったんだろう?と思う。 末っ子だったからもう面倒になっちゃったのかな。恨むよおばーちゃん…)
それにしても大声で怒鳴ったのって久しぶりだったので、 お腹の赤子はびっくりしただろうなぁ。 しばらくしてからウゴウゴと元気に動いてましたけど。 でもね、自分の尊厳や自尊心や間違っていないことを否定されたときは 全力で訂正して主張することも必要なんだよ。 もちろん批判に耳を傾けて改めるべきところは改める態度は持ちつつね。
…なぁんて分析してしまうのは『1Q84』を読んでる最中だからだろうなw 相変わらず影響されやすいワタクシ。
ちなみに今は2巻の第6章を読んでいます。
読んでいる最中は敢えて気づかない振りをしているけれど、 確かに現実に起きた事件や教団を多数モデルにしてますね。 でも、小説を読んでいるとあくまでそれは物語の中にしか存在しない、 フィクションの事件や教団に思えてしまう。 村上さんこんな事件や教団を思いついちゃうんだーすごいなー、みたいな。 が、現実に起きたことがモデルになっているということに引き戻されると やっぱり『事実は小説より奇なり』なのだね。幸か不幸か。不幸が多い気がするけど。
『ねじまき鳥クロニクル』以降の短編小説やら長編小説で書かれていたことが さらに進化(深化)して熟成されて出来上がった感じがしています。 個人的には『国境の南、太陽の西』とか『スプートニクの恋人』の断片が感じられて 尚のことずっしりと重みを感じる。
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【今日の妊婦日記】 ・明日産まれてきてくれれば、 「私と旦那が初めて出会った日」の誕生になるのですが(笑) ・胎動は激しからず静かからず。 ・なんだかんだで明日から39週ですよ… ・ううーん一体出産はいつになるんだろう? ・早く会いたい!というか早く出て来い!っていう心境。 ・ただ感情的に6/9と6/13は何となく嫌です… (この日が誕生日の人ごめんなさいっ)
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