2004年11月24日(水) |
大学生の日本語能力が低下しているらしい |
【産経新聞】 - 11月24日3時0分更新
●「日本語力」低下 4年制私大、国立さえ… 「留学生以下」お寒い大学生
大学生の「日本語力」が低下し、中学生レベルの国語力しかない学生が国立大で6%、 四年制私立大で20%、短大では35%にのぼることが 独立行政法人「メディア教育開発センター」(千葉市)の 小野博教授(コミュニケーション科学)らの調査で分かった。
(中略)
国語力が低下した原因として、 小野教授は
「少子化のため、自己推薦など試験が必要ない入学や 全員入学・定員割れが増加したことが日本語力の低下を招いている」
とし、
「入学後の早い時期に授業が理解できる高校生レベルまで、 日本語力を伸ばすことが必要」
とし、リメディアル教育の必要性を提言。 リメディアル教育では、今年行われたテストで 千二百人中二百七十人が中学生レベルと判定された埼玉県の大学が三カ月間、 週に一度、ひらがな文を漢字かな交じり文に直したり、 四つの単文を並べかえて文章にする訓練を行った。 その結果、一部のテストで平均点が65点から96点になるなど短期間の訓練で、 理解力が大きく伸びることが確認された。 小野教授は
「学生はダメだといわれているが、 実際に(対策を)やってみると案外、伸びるという結果」
とし、 大学側が積極的に学生の日本語訓練に乗り出す時期にきていると指摘している。
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と、いう記事を読んだ。
・・・・まぁ日本語の力が低下していることには本当に情けなく思うわけですが。 この記事における「・・・〜とし」の多用もどうかと思うわけですが。
本気で 「( ゚д゚)ポカーン」 と、してしまったのが、この小野教授の最後の指摘。
「大学側が積極的に学生の日本語訓練に乗り出す時期にきている」
ンなもん大学でやる教育じゃねぇだろヲイ。
一体何を考えてるんだろう・・・・・・ 初等教育からカリキュラムを見直しなさいよ。ええ?
ちなみに青嵐は、 「日本語教育で一番効果があるのは、幼児期の絵本の読み聞かせだ」 と信じています。
いや単に自分がそれのお陰で本好きになったから、ってだけなんですけど。 でも知的発達が遅い、と言われていた我が子に、 毎日毎日読み聞かせをしていたらいつのまにか標準以上のレベルに回復していた、 ということもあるようだし@いつか見たテレビ
現代では働く女性が多々いらっしゃるじゃないですか。 悪いことじゃないし自分でも結婚したって自分の食い扶持くらいは稼ぎたい、 とは思っているんですが。
子供の衣食住の世話は出来ても、 やっぱり絵本の読み聞かせなんてゆー手間のかかることなんて、 働くお母さんたちは満足にできないのかなぁ、とか思います。
別に読み聞かせるのは父親でもおばあちゃんでもおじいちゃんでもいいと思うけど。 誰でもいいとは思うけど。 (でなきゃ「じゃあ母親がいない子供はそもそもだめなのか」と指摘を受けそうなので・・・ もちろんそう受け取られることは全く私の本意ではありませぬ)
なーんか、明らかに情緒が欠如してるんじゃないかなー、 と思われる少年犯罪のニュースなんぞを見ているとそう思ったりもします。
・・・日記書く前に時事問題のエンピツ作家さんの日記を読んだものだから、 ついこんな日記になってしまいました。えへ。
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今日の失敗。
『相棒』録画失敗。
・・・・泣いてもいいですか。
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