青葉のころに吹くやや強い風
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2004年11月22日(月)  小倉行ってきましたよ。

小倉行ってきました。

そもそも何で行くことになったかというと。

発端は呑み友達の例の係長から
「後輩のなっちゃん(仮名)@小倉出身が友達の結婚式のために帰省するらしくて。
 会いに行こうかと思うんだけど一緒に行く?」
と言われたからなんですよ。

それでホイホイついていくのかヲイ!?と突っ込まれそうですけどねー

うちの会社は人脈の有る無しが仕事を円滑に進められるかどうか、に関わったりするし
(それもどうよとお思いでしょうが、まぁ組織ってそゆことあるじゃん。
 同じ会社の人間っつったって、
 知り合いかどうかでずいぶん応対が変わるもんだ)
以前から話の端々に登場する「なっちゃん」にお会いしてみたかったし。

とか何とか言ってますが。

そろそろ四国から脱出したい病が発生していたのでね。
↑一番の理由。

んで当初の予定としては、
松山を土曜夜に出発して、小倉に日曜朝に着。
帰りは日曜夜に出発して、月曜朝に松山に着。
ちなみに交通手段はフェリーね。
私は免許更新のために今日はそもそも有休取っていましたが、
諸事情により係長は出勤の予定だったので、
なんとか月曜早朝には松山に着くように予定を組んでいたわけです。

最後の最後で大きく狂いましたが。

まー行きはよかったのです。

普通に出発して普通に到着して、
なっちゃんさんにお会いするまで時間が空いたので、門司港に行って帰ってきたり(本当にこれだけ・・・)



門司港はレトロで良かったですよー

なっちゃんさんにお会いしたあとは、れっつ小倉城周辺&小倉市内ぶらぶら歩き。



小倉城・・・しかしいくつか城には行ったけどさ、かならず場内って展示場になってるんだよね。
それはいいんだけど展示してあるものがすべて みすぼらしい 感じがするのは何故でしょう・・・
いや面白かったですよ?(って言っても信憑性ねぇなぁ・・・)

初め小倉に行った時「小倉って何があったっけなー??」とか思っていたんですが(失礼)
小倉城の案内板を見てたら私の目を惹くものが。
もし何だったら私を放置してくれていいから行かせてーーーーー!!!みたいな。

それは。






 松本清張
 記念館!!












お二人とも快く了承してくださったので、お言葉に甘えて存分に館内探索しましたo(>▽<)o
すごかったぁ・・・・!!やっぱり一流の作家は違う!!
資料の山!!!!!!
しかも松本清張は古代史ネタの小説も書いていて、
「どーせ想像90%なんだろうな〜」
と思っていたのですが、
普通に仏頭とかの史料が自宅にあったのね!!!!
お、御見それしました・・・・・!!!!!

生原稿とかもあって非常に面白かったです。
左下の罫線枠外に「松本清張」の名が入ってました。特注だったんだ〜

いろいろと勉強になりました。
清張氏は
「動機を見つけることから始まる(推理小説書く場合)」
「世の中は、疑ってかかることだ」
と思ってたそうです。なるほどー
私なんか常に騙されやすいから、特に後者の言葉なんか肝に銘じたいですね。。。
(あ、ちなみに社会の歪みとか矛盾とかを突いたお言葉であってですね、
 私のよーな肝の銘じ方は違うかも。。。)

そのあと。
小倉城の庭園を見学。
なんか「過去あった」という建築物を再築した建物が建ってまして、
掛け軸がかかってました。



式三番です。
・・・・ってガイドの人が言ってましたけど、
左が三番叟?で真ん中が翁で右端が黒色尉ってことか・・・・??
んー?でもあれかなぁ??千歳・翁・三番叟??えー???
(↑学生四年間狂言やって、しかも相当能楽堂通っていたのにこの体たらく)

んで庭園見終わった時点で16時前くらいだったかな?

お茶して小倉市内をぶらぶら歩き。
お天気良くてよかったです。しかもすっきり晴れてて!!!!
四国の空はいくら晴れていても「すっきり」とした感じではなくて、
久しぶりに自分が好きな青さの空を拝めました。
気持ちよかったー

そして夜です。ぶっちゃけこれからが本番です。

なっちゃんさんは酒が強いと聞いていましたしね。
でもフェリーは21時55分発だし、まぁ適当に美味しく飲んで語ってさようなら、だな〜・・・と。

思ってましたが甘かった。

なんてゆーかこの係長と旅に出るのはすでに4,5回目に突入しておりますが、
・・・・毎回何かしら起こるんだよね・・・・だからまぁ覚悟はしてたんだけどね・・・・

まず、なっちゃんさんが潰れた。

これは私にも、係長にとっても予想外だった。
だって「数時間で焼酎ロックを6杯くらい飲むよ」って言ってたし・・・・
だけど前日は披露宴に出席して呑んでるわけで、そりゃ疲れてるし酒もきっと回りやすかったよなー・・・・・
申し訳ないことをいたしました。。

んで潰れたのが21時くらいか?

「・・・フェリーどうしますー?」
「あーキャンセルだよなぁ・・・」
「・・・電話入れます・・・」

というわけでまず帰りに乗るはずだったフェリーをキャンセル。

潰れてしまったなっちゃんさんをご実家までタクシーで送り届け、小倉駅に戻ってから宿を押さえる。

翌朝は6時には起きて出発。
そりゃあもうグロッキーでしたけどね。

午前中に松山に帰るためにはいくつかルートがありますが、今回我々が選択したルートは以下。

小倉→(新幹線)→広島→(広電)→宇品港→(フェリー)→松山港

小倉〜広島では爆睡。隣の係長放っといて寝てました。
眠かったんだもん!吐き気もしてたんだもん!!
人のことなんか構ってられません・・・・

広電では思っていたよりも人は乗ってるし、
乗客によっては運賃支払いでもたつく人が数人いてその分到着も遅れ。
(両替してなかったり、カードを通してみたら残額が足りてなかったり・・・)
↑係長はしっかりご機嫌を悪くしてくださいました。。。まぁ気持ちはわかるけどね・・・・
(私は本日休みでしたが、係長は少なくとも午後からは仕事に出るつもりだったから)

案の定ぎりぎりでフェリーに間に合わず。次の便は1時間後(−−;)
がっくし。

結局次の便には乗って乗った途端に二人とも爆睡して、
松山到着30分前くらいに目を覚ましてぼーっとした頭で岐路につきましたとさ。
(しかも係長は港に車置いてたんで、
 私は乗せてもらってかつ送っていただきました。えへ)

って書き出すとたいしたことじゃなさそうですが実際はかなり大変だったのYO!!

なんてゆーか・・・

ホントこの人とどっか行くと何か起こるよな( ̄  ̄;

いいんだけどね。もう慣れたし(それもどうよ)

しかし今回一番痛かったこと。

予想外の出費が多過ぎじゃー!!!!

・・・・・予算をいくらオーバーしたのか、考えたら頭抱えそうなので敢えて考えません・・・・・・・





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