幽玄に沈む庭
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2003年08月01日(金)
dull or bore?
疲れた・・・

プチ独り暮し。


自力でご飯を食べる機会は多い訳じゃないけど

何回か作ったことはある。

材料を確認して、足りなかったら買ってくる。

順々に捌いて味を付けたり。

食べた後は片付けで、ついでにキッチンの掃除もやる。



何もかもが自分の手に余っているような気がした。

事故を起こさないようにするのが精一杯で

逆に私が捌かれていたのかもしれない。





箱庭を眺める

一瞬のレストタイム



箱庭は私が創って手入れをしている

でも実質は何もしていないのと同じ。

虚構の世界では

全てが無に帰すから



でも今

私は

箱庭にいて安堵してる


自分の領域にいるという安心感が

私を包む


それは、「箱庭=己」という事だからだろうか

箱庭の存在によって自分を肯定してるのか





・・・それは結局は無意味でしかない




それでも・・・私は






それはまるで水の中にいる感じ

ふわりと包まれて

なぜか安堵する

遠くからも聞こえる音

泡の煌きが耳をくすぐる


大きく手を広げて

水圧をこの身に受ける

重い感じが

とても頼り甲斐があって

微笑が洩れる

ゆっくりと体は回転して

何処となく

なんとなく


そして、

還る。











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