幽玄に沈む庭
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2003年07月30日(水)
まどろみの中で鳥が歌う


ここのところ、どうも眠い。

やはり疲れているのだろうか。

ウトウトとまどろむ。

日の蔭る夕暮れに。



梅雨はまだ明けてないというのに

蝉がもう鳴いている。

油蝉、みんみん蝉、日暮・・・・・・

夏はやはり昆虫の季節なのだろうか


ふとそんなことを思いながら

意識グラフは下降曲線を辿る。




そういえば、最近鳥の鳴き声を聞いていないような気がする。

私は烏は鳥とは認めない。

頭に止まられてから、私はあの種に良い想いを抱いていない。

そのようなことは置いといて、



鳥の声。

山のほうへ行けばいっぱい聞けるかな。

清清しい空気の中で

世界の端々まで其の声を届かせようというのだろうか

美しく澄み渡る声


まるで、空間を構成しているあらゆる物が

彼女の声に合わせているかのようのに











まさか、それは只の幻想だ!

箱庭の世界の出来事だ!



そう

思ったところで

目が覚めた。












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