晴れのち曇り。山里ではにわか雨が降る。
大気がよほど不安定なのだろう。
明日も秋晴れは期待出来そうにない。
朝の山道で5人のお遍路さんを見かけた。
最初の二人は外国人でとても背が高い。
声を掛けることは出来なかったが窓から手を振ってみた。
しかし反応はなくしょんぼりと気分が沈む。
やはりタイミングが悪いのだろう。
一生懸命に歩いていれば尚更のことである。
仕事は朝一にオイル交換のお客さんが来てくれた。
足の悪いお客さんで2本の杖を付いている。
「難儀なことよのう」と互いに労りあった。
義父は稲刈りの予定であったが空模様が気になるようだ。
午後には雨になるかもしれないと諦めてしまった。
思うように行かないのでいささかご機嫌斜めである。
細かいことに拘りねちねちと私を責めるのだった。
慣れてはいるがやはり気落ちせずにはいられない。
午後からもオイル交換のお客さんが来てくれて有難いこと。
若いお客さんで今日から三連休なのだそうだ。
待ち時間の間はずっとスマホを操作していた。
話し相手になる必要もなく大いに助かる。
義父は長いこと預かっている車のエアコン修理を始めていた。
部品はとっくに届いていたので直ぐに直りそうだったが
連休明けまで預かるつもりらしい。
そんな時は決して要らぬ口を叩いてはならない。
定時では終われず3時に退社した。
帰り道に平田町と山奈町に車検証を届けに行かねばならず
久しぶりに国道を走った。交通量はとても少ない。
「一風」の前を通ったら「ラーメン」の旗が風に靡いていた。
明日も無理だろう。明後日も無理だろうと思う。
国道沿いの「ちきん館」で買い物をした。
鶏肉専門店であるがお刺身も売っていてとても助かる。
しかもサニーマートよりずっと安値であった。
「びんよこ」のお刺身を3パック買う。
夫と娘夫婦が喜ぶことだろう。
4時過ぎに帰宅。市内は雨が降らなかったそうで洗濯物も乾いていた。
娘が畳んでくれていて大いに助かる。
笠原メイさんの日記は今日も淡々と記してあり
不調を受け止めながら乗り切った一日が見えた。
バンドをしながらアルバイトをしていた頃の彼を思い浮かべる。
どんな音楽を奏でていたのだろう。今は聴くことも叶わない。
5時になり大急ぎで夕食の支度。娘がチキンカツを揚げてくれた。
リミットは5時半でめいちゃんのダンス教室に行かねばならない。
準備を終えためいちゃんが「お母さん早くう」と叫んでいた。
夕食を終えると自室で30分程過ごすのが日課であるが
今朝の私の詩に「ありがとうございました」と伝えてくれた人がいた。
それほどの誉め言葉があるだろうか。一気に救われたような気持になる。
私にひとを癒す力など在りはしないが
寄り添いたい一心で書いた詩であった。
大勢の人に認められることより「ただ一人のひとに」と思う。
誰かの心に沁みるような詩をこれからも書き続けたいものだ。
※以下今朝の詩
空
哀しみは空の色 一点の曇りもない 澄み渡った空である
だから涙は似合わない 心の窓を開いて 風を受け入れようと思う
傷ついた心ならなおさら 風が癒してくれるだろう
見上げれば真っ青な空 広く何処までも続いている 鳥の姿になれば羽根が光り 陽射しが真っ直ぐに届く
風は空の息である 例えどうしようも出来ない事も 息として見守ってくれるだろう
やがて哀しみが糧になる 口に運べば心を満たし 明日を信じようと思う
どれほどの哀しみであっても 空がある限り生きて行けるのだ
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