ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年08月29日(土) 白い花火

曇りのち晴れ。気温は33℃に留まる。

そよ吹く風はまだ夏の顔をしていた。

九州地方は今日も猛暑となり

大分県の豊後高田市では38℃を超えていたようだ。

熊本、福岡と容赦ない暑さである。

熊本県内の断水が完全復旧したとのこと何よりに思う。

被災された人達に少しでも希望をと願わずにはいられない。


豪雨に見舞われた北陸地方は今日も強い雨になった。

雨雲レーダーで見ると金沢付近が一番酷いようだ。

家屋の浸水被害で避難している人も多く

一刻も早く平穏な日常が返って来ることを祈るばかりである。



朝のうちにひと眠りしてからカーブスに行く。

エアコンが効いていたが汗びっしょりになった。

代謝云々よりもただの汗っかきなのだろう。

帰りに鏡で自分の顔を見ると何とも不細工であった。


昼食にはまたお好み焼きを食べる。

夫はビールを。私もノンアルを飲む。

そのまま茶の間で横になり3時間程寝ていた。

その後は自室で1時間程過ごす。

またひっきりなしの煙草である。


笠原メイさんの小説が発売となり購入した。

紙の本ではなくダウンロードするタイプのもので

パソコンで読めるがプリントアウトしようと思う。

我が家にもプリンターはあるが用紙が少ないので

月曜日に職場で印刷することにした。

早く読みたい気持ちもあるがゆっくりと味わうのも良い。


今夜は花火大会があり娘達は夕食不要とのこと。

夫と二人でサイコロステーキを焼いて食べる。

あやちゃんは今夜もお留守番で娘が「ほか弁」を買って来ていた。

侘しいものだなと思う。今年も花火を見ることが出来ない。

訊けば「別にどうでも良い」と応える。

それだけ自分の殻に閉じ籠っているのだろうか。


随分と昔の事だが自転車で花火を見に行ったことがあった。

隣の地区の堤防までだったが真っ白い花火のことを忘れられずにいる。

花火と云えば色とりどりが主流であるが

その夜にはまるで雪のように真っ白い花火が上がったのだった。

「あのひとに見せたい」何と切ない花火だったことだろう。


歳月が流れ老いてしまえば音だけの花火であった。

切ないことも在りはしない。ただ音として感じる。

「あのひとはどうしているだろう」遠い空に想いを寄せても

いったい何を伝えられるのだろうと思う。


四万十の夏はそうして終っていく。


※以下今朝の詩


     屋根裏部屋

  祖父の家には牛小屋があり
  屋根裏部屋へと続いていた
  今にも崩れ落ちそうな階段
  ぎしぎしと不気味な音がする

  そこは母の部屋であった
  少女時代をそのままに残し
  ちいさな机と本棚がある
  引出しの中にはノートがあり
  母が書いた短歌が残っていた

  15歳まで母が過ごした部屋
  夢多き少女だったことだろう
  高校に進学したかったそうだ
  しかし百姓の子に学問はいらんと
  祖父は母の夢を絶ってしまった

  悔しくてならず泣いた部屋
  窓に映る茜色の空が哀しい

  父と出会ったのはいつだったのか
  おそらく恋に落ちてしまったのだろう

  18歳の冬である
  母は初めての痛みに耐えながら

  私を産んだ




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