ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2026年04月10日(金) 明日の行方

雨のち曇り。朝のうちは強く降る時間帯があった。

雨が上がり空が明るくなると気温が高くなり夏日となる。

湿度が高いせいか蒸し暑さを感じた。


桜はとうとう葉桜になる。葉は緑ではなく赤みを帯びている。

やがて新緑の季節になれば緑になるのだろう。

対岸の山桜も散ってしまい窓から見る景色も寂しくなった。

しかし山の緑がいっそう濃くなったように見える。

春の役目を終えた桜はこれからの季節をまた乗り越えて行く。



今朝は燃えるゴミの収集日だったので急いで職場に向かったが

先に出社していた同僚が既に運んでくれていた。

昨夜からずっと考えていて「捨ててはならない物」がある。

母の努力の賜物である例の「終了証書」だった。

記念なのか思い出なのか捨てるのがとても心苦しくなったのである。

よくよく考えれば母の遺品であった。決してゴミではあるまい。

母が「もういいよ」と云っている様に思ったのは

私の身勝手な思い込みだったのだろう。

しかし時は既に遅し。流石に集積所までは取りに行けなかった。


工場には新たな車検が入庫していたが古い車のせいか不具合が多い。

中古部品を手配したが届くのは明日になりそうだ。

思うように順調には行かない。明日の風を待つしかないだろう。


義父は朝のうちに整形外科へ。湿布と痛み止めを貰いに行く。

よほど痛みが辛いのだろう。何とも憐れに思う。

留守の間に友人がやって来て義父の帰りを待っていた。

明日の田植の準備で午後から苗を運ぶのだそうだ。

義父一人ではとても手に負えず何と助かることだろうか。


今日は内科の受診日なのでいつもより早めに退社した。

午後はいつも空いている病院なので直ぐに順番が来る。

診察前に看護師さんんが血圧を測ってくれたのだが

びっくりするほど低く不思議でならなかった。

家ではずっと高い日が続いているので医師に相談したら

計測の仕方が悪いのではないかと結論が出る。

今まで知らなかったが正座をして測ってはいけないのだそうだ。

今夜から椅子に座って正しく測るようにと云われた。

半信半疑であったが藁にも縋るような気持である。


薬局で薬を貰い今度は大急ぎで胸部レントゲンの集団検診に向かう。

喫煙の悪影響も不安で毎年必ず受けている検診だった。

幸いこれまで一度も異常はなかったがいつもはらはらしてしまう。

とても綺麗な肺だとは思えず影でもあったらどうしようと思う。


検診は直ぐに終り今度はサニーマートに向かったら

「よしむらさん」に会って今日も親切にしてもらった。

「また明日ね」と手を振って別れる。

サニーマートの店長さんに彼女のことを伝えたくてならない。


4時過ぎに帰宅。気温は26℃もあるのに夫は閉め切った部屋に居た。

じっとしているので少しも暑さを感じないのだそうだ。

娘もめいちゃんも半袖姿の夕暮れ時であった。

今年初の「素麺」を湯がくとあやちゃんがとても喜んでくれた。

「おばあちゃんも食べたかったがよ」と云うと

にっこりと微笑んでくれて何と嬉しいことだろう。


明日はもう土曜日であっという間の一週間であった。

これ以上もこれ以下もない日々の事が愛しくてならない。

平穏であればあるほど不穏が怖くなるのが人の常だろう。

しっかりと立っているつもりでも突然に倒れる樹木もある。

歳月に晒されれば尚更のこと根も脆くなるのだと思う。

そんな脆さを受け止めて明日は明日の風に吹かれなければならない。


※以下今朝の詩


       ぽぽんた

   たんぽぽがさかだちをすると
   ぽぽんたになるのがおもしろい

   何だか悪戯っ子のようだ
   女の子ばかりじゃないぞ
   俺だって花なんだからな

   蝶々がふわりと飛んで来て
   足の裏をくすぐるのである
   蹴とばすわけにはいかない
   きっと泣かせてしまうだろう

   春風は母さんにちがいない
   なんだか懐かしくてならず
   ふっと甘えたくなるのだった

   ぽぽんたには大きな夢がある
   綿毛になったら旅に出るんだ
   海だって越えられるかもしれない

   そうして遠い国に辿り着いて
   また種から始めようとおもう





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