曇りのち晴れ。午後から強い北風が吹き始める。
また大寒波が到来で明日は平野部でも積雪がありそうである。
以前のように怯えることはなくなったが
どれほどの雪だろうと案じずにはいられない。
幸い明日は日曜日なので雪道の心配はないだろう。
今日は東京都心も雪が降ったそうだ。
秋田では除雪作業をしていた人が落雪に遭い亡くなっている。
全国の死者が50人近くとなり心を痛めるばかりであった。

同僚が通院のため午前中休んでおりゆるりと事務仕事をしていた。
義父は地区の出役があったが先日来の疲れが出たのだろう。
足腰が痛み歩くのがやっとの有様であった。
地区長さんに出役の欠席を伝えたが人手が足りないとのこと。
仕方なく無理をしながらしぶしぶと出掛けて行く。
お昼前には帰って来ていて「整体」に行ってみようかと云い出す。
少し遠方であるが窪川町に評判の良い「整体院」があるのだそうだ。
土曜日であったが電話をしたら3時まで施術が出来るとのこと。
昼食を食べ終わるなり藁にも縋るような気持で出掛けて行く。
午後には同僚も来てくれて例の厄介な車検整備であったが
半日ではとても仕上がりそうになかった。
お客さんに連絡をして来週まで待ってもらうことにする。
事務仕事はまだ残っていたが今夜のお通夜が気になり
定時まで待てず少し早目に帰路に就く。
帰宅して夫の喪服を準備したりしていた。
お通夜は「家族葬」だったらしく身内と親戚だけだったらしい。
伯母も入居生活が長かったので近所付き合いもなくなっていたのだろう。
明後日のお葬式も寂しくなりそうだった。
長生きをすればするほどそんなものだろうかと思う。
仲良くしていた人達もとっくに亡くなっているのだった。

「笠原メイ」さんには5歳年下の妹さんがいて
「note」で「石神マリエ」としてエッセイを投稿していることを知る。
そのエッセイにお兄さんのことを書いており何とも読みごたえがあった。
生まれつき心臓が悪かったこと、大きな手術をしたこと。
それなりに成長したが殆ど学校には行っていなかったらしい。
それでも仲良しの友達が沢山いて微笑ましく思う。
文面には兄を想う妹の愛情で溢れていた。
なんて素晴らしい兄と妹なのだろうと思う。
お互いを守るように過ごして来たその歳月が尊くてならない。
ふっとあやちゃんとめいちゃんが重なる。
めいちゃんは家族の期待を一心に受けてひたすら頑張っている。
いつも元気で優等生でなくてはならない。
マリエさんも大学生になってから一気に崩れてしまったようだ。
張り詰めていた糸がぷっつりと切れてしまったのだろう。
あやちゃんにだって未来はきっとある。
めいちゃんだって未来に向かって羽ばたこうとしているのだ。
※以下今朝の詩
ぬくもり
何処だろうか此処だろうか 触れてみるとやわらかく ほっとするようなぬくもり
あれはいつかの春のこと ちいさな命が叫んでいた
どうして守ってやれなかったのか 悔やみきれないかなしみがつのる
花ならば花として 精一杯に咲かせてやりたい はらはらと散る時が来れば ともに空を舞いたいと思う
いいえ誰も恨んではいない 誰にだって未来はあるだろう 選ぶこと貫くことが肝心なのだ
ぬくもりを手放す 泣きながら手放す
そうして春が深まって行った
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