気温は低目であったが冬晴れとなり暖かさを感じた。
お天気は下り坂で明日の夜には雨になるとのこと。
雪でなくて何よりに思う。しっとりと潤うことだろう。
今朝は声枯れが増々酷くなり声が出難くなっていた。
自業自得なので仕方ないが夫との会話にも引け目を感じる。
煙草のせいだとどうして言えよう。夫は風邪だと思っているようだ。
年末からの休暇も7日目となり気分が塞ぐばかりだった。
とにかく早く仕事がしたくてならない。
今日は月曜日が車検の予定のお客さんから電話があった。
声がまともに出ず会話には苦労したが順調に段取りが整う。
義父に報せようと電話をしたが呼び出し音が鳴り続けるばかりだった。
おそらくトラクターで田起こしを始めているのだろう。
いつもは電話魔の義父だがこの年末年始は一切音沙汰がなかった。
午前中だけカーブスが営業しているとのこと喜び勇んで出掛ける。
寒い朝だったが直ぐに身体が温もり心地よく汗を流した。
お仲間さんの一人が声を掛けてくれ私と同じ股関節変形症なのだそうだ。
それなのに少しも痛そうにはなく元気溌溂としているのに驚く。
詳しく訊けば発症は私よりも古くリハビリも三年目らしい。
とにかく気長にリハビリを続けることだと励ましてもらった。
私も決して諦めてはいけない。きっと救われる日が来るのだと思う。
そのお仲間さんとは毎週一緒になるのに話したのは今日が初めてだった。
ずっと気に掛けてくれていたのだろうと有難くてならない。
午後はまた三時過ぎまでひたすら寝るばかりだった。
この七日間ずっとそうして怠惰に過ごして来た。
寝起きの珈琲を飲みながらまた過去日記を読み耽る。
やはり時間を費やしその間の煙草の量がハンパない。
集中しているせいかひっきりなしに火を点けてしまうのだった。
一箱があっという間である。さすがに自己嫌悪に陥るばかりである。
やっと11月の日記を読み終えたがついこの前のように思っても
記憶が薄れていることも多くはっと思い出してばかりいた。
決して嬉しいことばかりではなく辛いこともあった。
その度に「なんのこれしき」と立ち向かった自分の姿を見る。
そうして何よりも生きることである。「いのち」あってこその日々であった。
明日は12月の日記を読み過ぎ去った日々と潔く別れようと思っている。
それでこそ念願の「新しくなること」に近づけるのではないだろうか。
詩も短歌も低迷しており飛躍には程遠いが
決して遊び半分で書いているのではなかった。
それは「一日一生」でありどれ程の精を尽くしていることだろう。
その精こそが私の命であり掛け替えのないものだと信じて止まない。
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