今朝は一段と寒く全国的に今季一番の冷え込みだったようだ。
「北国のおじさん」が何処に住んでいるのか定かではないが
氷点下10℃と聞けば北海道の内陸部ではないかと思われる。
雪も20センチ程積もっているらしく厳しい寒さであった。
根雪となればまだその上に雪が降り積もるだろう。
毎朝「雪はね」をしてから仕事に行くのだそうだ。
南国土佐では想像もつかない暮らしを強いられている。
四万十市も今朝は1℃まで気温が下がっていたらしい。
4時に目覚めた時には5℃だったのであまり気にならなかったが
車のフロントガラスが凍る寸前であった。
しかしまだ初霜は降りていない。それも直ぐに霜の季節になるだろう。
血圧は幸い正常値であったが用心に越したことは無く
とにかく暖かくして過ごすことを心掛けている。
光熱費を気にせずに電気も灯油も使い放題であった。
貧困家庭ではあるが我慢は命取りになるだろう。
暑ければ熱中症。寒ければ心臓麻痺と命は常に危険に晒されている。
午前中は目まぐるしい程の忙しさだった。
段取りが悪いとまた義父の雷が落ちるので気が気ではない。
同僚に指図するのも気が引けるが伝えなくては前へ進めない。
同僚がまるでロボットのように思えて憐れでならなかった。
義父は田んぼの草刈りに行きたくてそわそわと落ち着かない。
私が段取りさえちゃんとすれば行けるのにと言わんばかりであった。
ばたばたしながらではあったがお昼前に田んぼへと送り出した。
やっと一息である。なんだか「隠れストレス」ではないかと思う。
午後は郵便局へ行き年賀状を購入した。
取り合えず百枚にしたが何と高いことだろう。
今年は取引先から次々に年賀状廃止の連絡が届き戸惑っている。
我が社もと思うのは当然だろう。しかしそこは思い切れない。
義父に相談したらお客さんだけには出すべきだと云う。
私もそれに賛成だった。やはり礼を尽くすべきだと思う。
筆ぐるめで作成した年賀状をプリントする。
明日から少しずつ宛名を書き込むつもりであった。
宛名も印刷ではあまりにも手を抜くため毎年手書きを心掛けている。
そうして出来る限り一筆添えるのが習いであった。
最近の郵便事情はとても悪くなるべく早めに出した方が良さそうだ。
年賀状の準備を始めた時点で気分が押し詰まって来る。
カレンダーを見ながらまだまだと思っていてもあっという間だろう。
急がず慌てずであるがなんだか背中を押されているようだ。
私は今年も達成出来ず完全燃焼には程遠かった。
いくら命を楯に書き続けていても手ごたえは殆ど無いに等しい。
きっと欲深いからだろう。もっともっとと求めるばかりである。
その上に老いが重なり諦めることが随分と多くなった。
来年はいったいどんな年になるのだろう。
生きてみなければ分からないことがどんどん増えていくばかりである。
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