2024年12月01日(日) |
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる |
風もなく穏やかな晴天。今日こそ小春日和なのだろう。
とうとう師走になってしまったが北風小僧も一休みである。
今朝は朝刊が届かず。これまでも何度かあったが
配達員はかなりの高齢女性なので気遣うことの方が多い。
噂ではあるが認知症になり掛けているのだそうだ。
数年前から新規の配達員を募集しているが未だ見つからないようである。
雨の日も風の日も嵐の日も雪の日も。その苦労は並大抵ではなかった。
気の毒でならないが毎朝夜明け前に届く新聞のなんと有難いことだろう。
今朝のように届かなかった日には販売店へ電話するようにしている。
直ぐ川向なので届けてくれるのだがそれも気の毒なことであった。
中には直接高齢女性の家へ電話をし怒鳴る人もいるらしい。
それはあまりにも配慮に欠けるのではないだろうか。
毎朝届くのが当たり前ではない。感謝の気持ちを忘れてはならないと思う。
日曜日の朝刊には「高新文芸」が掲載される。
毎週短歌の投稿を続けているが今朝も敢えなく落選であった。
たまに忘れた頃に入選することもあるが自信作とは限らない。
いったいどんな基準で選んでいるのだろうかと不可解にも思える。
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」である。ようは諦めないことだろう。
ぽかぽか日和に誘われて何かしなくてはと思うだけであった。
結局また炬燵に潜り込み朝寝もすれば昼寝もする。
すっかりトドのようで自分でも呆れ返ってしまうのだった。
3時に目覚めふと苗屋さんへ行ってみようかと思ったが行動に移せない。
庭の片隅に娘婿が葱を植えており二度ほど収穫をした。
そのプランターにまだ空きが在りリーフレタスを植えてみたかったのだ。
車で5分の苗屋さんに行けない。何とも情けないことである。
ずっと気になっていたのだが娘がやっと孫達の衣替えをしたようだ。
二人とも昨日まで夏の恰好をしており寒そうでならなかった。
サイズダウンした衣類が多かったのがごみ袋に入れていたので
ストップを掛け市のリサイクルに持って行くと言ったら機嫌が悪い。
「生ごみと一緒に焼くのは可哀想やろ」とつい声を荒げてしまった。
着ていた頃の孫達の姿が目に浮かび懐かしくてならない。
どうしてそれがゴミだろう。娘とは価値観が異なるようである。
夕飯はめいちゃんのリクエストで「しゃぶしゃぶ」にしたが
娘夫婦が食べ始めても孫達は二人揃って顔を見せなかった。
また後から食べるのだろうか。老婆心が疼くばかりである。
余計な口出しをしないこと。夫からも強く言われており我慢しかない。
娘夫婦の子育ての方針は全く理解出来ず戸惑うばかりであった。
夕暮れ時に窓から一番星が見えていたが今は真っ暗である。
晴れているはずだが雲の悪戯かもしれなかった。
明日は今日よりも暖かくなるのだそうだ。
たっぷりの陽射しを浴び師走の道を歩み出して行きたい。
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