ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年10月14日(月) リベンジ

曇り日。気温は夏日であったが心地よい涼風が吹く。

エアコンも扇風機も要らず自然の風のなんと有難いことだろう。


今朝は朝顔が咲いておらず。ようく見ると固い蕾があった。

それは必ず咲くと云う約束であり希望である。

一喜一憂せずに咲く時を静かに待とうと思う。


花すべりはもう終ったようだ。さすがに夏の花である。

しかし枯れてはおらず茎を伸ばし切っており健気であった。

越冬出来るかどうかは調べてみないと分からない。

引き抜いて処分するにはあまりにも憐れに思う。


空いたプランターがあるのでビオラの苗を買って来ようか。

そう思うだけで何も出来ないのがもどかしくてならない。

一輪の朝顔だけが頼りであった。花の無い庭先の何と寂しいことだろう。




夫に昨日のリベンジを申し出る。却下覚悟であったが

思いがけずに了承してくれてほっと嬉しかった。

10時に家を出て市の山間部へと向かう。

途中で息子のマンションの前を通り車が在ることを確かめる。

けい君が独りぼっちでなくてとてもほっとした。


山間部の川登地区から有岡へ抜ける県道を走る。

何処かに「ポツンと一軒家」がありそうでわくわくしたが

所々に集落があり必ず二軒は並んでいるのだった。

そうそう在りはしないと夫と笑い合いながら先へと進む。


「一風」は11時開店なので思ったよりも早く着きそうである。

夫の提案で「横瀬ダム」に立ち寄ることにした。

来るのは二度目であったが壮大な眺めに感動を覚える。

このダムが出来たおかげで下流地域の水害が無くなったのだそうだ。

夫が自慢気に話す。なんだかダムの管理職員のようであった。


寄り道をしても早く着き過ぎ駐車場で10分程待つ。

まさか今日も12時開店ではないだろうなと玄関を確かめた。

貼り紙が無かったので今日こそリベンジが叶いそうである。

幼馴染のなっちゃんが出迎えてくれて早速ラーメンセットを頼んだ。

先日の法事でもお世話になっておりしっかりとお礼も伝える。

昨日も宴会の予約がありとても忙しかったのだそうだ。


あっさり系の中華そば。今日はちゃんと煮卵も入っていた。

前回は少し味が薄く感じたが今日は完璧であった。

半チャーハンも顎が落ちそうなほど美味しい。

「満足、満足」と夫も上機嫌で私も嬉しくてならなかった。

「また連れて来てね」と言うと「おう!」と声も弾んでいる。


半日であったが休煙も叶う。禁断症状も全く感じない。

もしかしたらこのまま断煙出来るかもしれないと思ったが

そうは問屋が卸さず帰宅したら元の木阿弥であった。

吸わないのは昼寝をしている時間だけで起きてしまえばどうしようもない。

立て続けに吸ってしまい一箱があっという間である。

なんと情けないことだろう。今日ほど自己嫌悪に陥ったことはなかった。


吸えば激しい咳である。その度に尿漏れもある。

不潔で汚らしい「ばばあ」そのものであった。



夕食後はまた被害妄想に陥る。

先日のSNSでの「ブロック」が相当堪えているらしい。

ブロックをされたら自分もブロックをするべきだが

いくら考えてもそうすることが出来なかった。

それだけ信頼していた人である。

私の落ち度は認めるがせめてもと思う気持ちが募るばかりであった。

もしかしたらこの日記を読んでくれているかもしれない。

それが最後に残された私の「希望」に他ならなかった。


縁とはどうしてこれ程までに私を苦しめるのだろう。

そうしてどうして私はその「糸」を断ち切ろうとしないのだろう。








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