ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年08月02日(金) 一抹の不安

夕風を待っているが全くの無風状態であった。

結局窓を閉め切りエアコンのお世話になっている。

電気代が気になるが少しでも快適に過ごさねばなるまい。

それにしても連日の猛暑であった。

奈良県の十津川村では39.9℃と日本一の暑さだったようだ。

四万十市は36℃で昨日程の暑さではなかったが

同じ市内の江川崎では39.1℃と驚く程の気温であった。


今日は義父が軽い熱中症気味となり大いに心配する。

朝のうちに工場の仕事を済ませ畔の草刈りに行ったのだったが

一時間もしないうちに帰って来て吐き気がすると訴える。

急いで保冷剤で首の後ろを冷やしたりして対処した。

いくらタフな義父でも猛暑に適うわけがないのだ。

「なんのこれしき」と意気込んでいても80歳の高齢である。

はらはらと心配でならなかったが少し休むとまた出掛けて行った。


留守中に予約なしのエアコン修理が2台も入庫する。

お客様は神様であったがもう勘弁して欲しいと思わずにいられない。

義父がまた忙しくなるだろう。なんだか憐れに思えて来た。

そもそも二足の草鞋を履くことがもう限界なのだと思う。

「にっちもさっちもいかない」とはこんな事を云うのだろう。


事務仕事は一段落しており明日はお休みを頂けたが

この有り様では気になってしょうがなかった。

私が出社したところで何の役にも立たないのがもどかしい。

母は整備士の資格を取得していたが私は今更どうしようもなかった。




3時に退社。同僚も通院日で今日は3時までだった。

明日も午前中は眼科だそうで終わり次第に来てくれるそうだ。

還暦を過ぎた同僚も身体のトラブルが多くなり心配は尽きない。


帰り際にふっと短歌が浮かんだので発信しておく。

しゃっくりのようなものなので突然出て来るのだった。

「一抹の不安のような事だった花が終われば実になるのかと」

どうしてなのか自分では全く理解できないけれど

「一抹の不安」と云う言葉が頭から離れなくなったのだった。


仕事の疲れもあったのだろう心細くてならない。

生きてさえいればと思うがその「いのち」が心許ないのだ。

いったい誰に明日の「わたし」が分かるだろう。

もしかしたら今日が最後の日かもしれないのに。

それは今日だけに限らずいつも私を襲って来るのだった。


花が終われば実になるのだろうか。

私はこの世にいったい何を残せるのだろうか。


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