梅雨明けを思わすような猛暑日が続いている。
午前8時にはもう30℃になっており驚くばかり。
日中は体温より高い気温となり身の危険を感じる程だ。
幸い山里では平野部より気温が低く助かっている。
熱風ではあったが風の強い一日となった。
予報では梅雨明けからまた一段と暑くなるそうだ。
夏は決して苦手ではないが暑さが身に堪える年頃になった。
仕事は開店休業。同僚が通院のため有給休暇を取っていた。
いつまでも若くはない。内科、整形外科、眼科と通院も多くなる。
同僚に倒れられたら会社はもう終ったようなものだ。
午前中は義父が待機してくれていたが急な来客はなかった。
また稲の消毒に行くと云うので暑さを気遣っていたら
本人も休む気になっていたのだが直ぐに思い直したようだった。
「やっぱり行かんといかん」と準備を始める。
そうなればもう止めても無駄であった。
このままでは雨でも降らない限り休むことはないだろう。
事務仕事は捗り予定通りに税理士事務所へ向かう。
驚いたのは気温である。四万十市に入ると38℃になっていた。
車の温度計なので正確ではないかもしれないが
山里より4℃も高く風も殆ど吹いてはいなかった。
長年お世話になっている職員さんに帳簿を手渡すと肩の荷が下りる。
これでまた週末は気兼ねなく寛ぐことが出来るだろう。
買い物を終え4時過ぎに帰宅。汗だくになり洗濯物を畳み終える。
それからSNSをチェックしていたら驚くような通知があった。
初対面の人であったが私の今朝の詩がいたく気に入ったようである。
私が最も嫌う「素敵」と表現してあり一瞬身構えてしまった。
べた褒めであったが少しも嬉しさを感じない。
その上に初対面だと云うのになんと軽々しい口調だろう。
過剰評価としか思えずなんだかとても不愉快になってしまった。
ずっと以前から私をフォローしてくれていたようだが
その人のホームを見ても何ひとつ共感するポストが無かった。
そんな場合はよくあることでフォロー返しはしないことにしている。
ある程度年齢を重ね礼儀をわきまえている人なら
むやみやたらに声を掛けて来ることは無いと思っている。
それが顔の見えない世界の掟のようなものではないだろうか。
褒められて不愉快になる私も偏屈で変わり者であるが
なんだか馬鹿にされたような気がしてならなかった。
とにかく今後一切「素敵」とは言って欲しくはない。
私は決して素敵な詩など書いてはいないのだ。
頭ではなく心で書いている。その心がどうして素敵なのだろう。
|