ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年05月22日(月) 子豚の最期

晴れのち曇り。気温も高くなり蒸し暑さを感じた。

午後山里で今年初めてホトトギスの鳴き声を聴く。


昨日は山里の「星ヶ丘公園」に豊ノ島が来ていたそうだ。

全く知らずにいて夕方のローカルニュースでさっき知ったばかりである。

トークショーもあったそうで今の芸能界の仕事について語り

「引っ越しをしたような気分」だと言って笑っていた。

相撲界とは違って何もかもが新鮮で楽しくてならないのだろう。


私はもちろん引っ越しは出来ないけれど先日から少しずつ

自分を変える努力をしている。今更のようにも思うけれど

何かを始めるのに遅すぎることはないのではないだろうか。


歳のせいにして色んなことを諦めて来た。

臆病にもなりそのうえに億劫でもある。

どうせ私なんかと自分を卑下することも多くなった。


大それたことではない。ほんのささやかなことで良いのだと思う。

新鮮な空気に触れてみたい。今までと違った自分に会いたいのだ。





「ニコチネル」12日目。今日は思いがけずに順調だった。

仕事が忙しかったせいもあるが全く煙草を吸いたいと思わなかったのだ。

完全禁煙3日目でもありもしかしたらと目の前が明るくなる。

しかしまだ油断は出来ない。子豚の息の根を止めなければならない。

GW中に5日の禁煙に成功していたが、あの時とは何かが違う。

おそらく必死で我慢していたのだろうと思う。

だからGWが終るなり「餓え奴」のようになり吸ってしまったのだ。


意志の強さ。自制心と自分に必要なことは確かにあるけれど

今日のようにすんなりと自然に過ごせたことは奇跡のように思う。

なんだか暗いトンネルの中から抜け出したような達成感があった。

もう苦しまなくても良いのだろうか。私は救われたのだろうか。


子豚は今頃どうしているのだろう。衰弱し切ってしまって

生きる気力も失ってしまっているのかもしれない。

だからと言って嘆くだろうか。悲痛に暮れるのだろうか。

決してそうではないと私は思っている。


私と子豚は一心同体であったが私の方が変わろうとしているのだ。

もう子豚の手の届かないところに私は行こうとしている。


別れの言葉はまだ考えていない。ただ子豚の最期を見届けたいと思う。




 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加