ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年03月21日(火) 腫れ物に触る

春分の日。彼岸の中日は雨となり今も降り続いている。

春分とは太陽が真東から昇り真西に沈む日を言い

昼と夜の長さが同じになるのだそうだ。

生憎の雨であまり実感が湧かなかったのが残念である。


「桜雨」という言葉もあるがまだぽつぽつの桜で

今日のような雨に相応しいのかよく分からない。

迂闊なことを言わないほうが無難なのだろう。


お彼岸と云えばお墓参りであるが今年は疎かにしてしまった。

雨のせいもあるが夫や義妹があまり気が進まないようで

来月の姑の命日に行くことに決めた。それで良いのだろうか。




今日はあやちゃんのピアノ発表会があった。

「来ないで」とずっと言われていたので諦めかけていたが

昨夜になりお許しをもらってとても楽しみにしていたのだけれど

出掛ける寸前になってドタキャンとなってしまった。


当のあやちゃんが「行きたくない」と言って泣くのだった。

困り果てた娘までもが泣きだしてしまって最悪の事態となる。


少女期の難しい年頃のことでここに詳しく書くことは控えたいが

まるで腫れ物に触るような出来事であった。




さて子豚はどうしていたのだろう。

もう誰も聞きたくはないだろうけれど覚書として記しておこう。

結果から云えば昨夜の誓いは嘘っぱちだったことになる。

自分の意志の弱さをこれほど思い知らせられたことはない。


娘の加熱式煙草の吸殻はもはや煙草ではないと思えば救われるが

まるで藁にも縋るような思いでそれを吸う行為は許し難い。

すでにニコチンもタールも燃え尽きていてただの「藁」なのだろう。

焦げ臭いだけで酷く不味いがそれでも吸わずにはいられなかった。


やはり狂っているとしか思えない。もう手の施しようがない。


子豚もやがて「腫れ物」になるのだろうか。

誰かがそっと触れてくれるのだろうか。


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