2020年12月29日(火) |
ほっと肩の荷をおろす |
晴れ時々くもり。おひさまが見えたり隠れたり
曇っても寒さは感じず今日もずいぶんと暖かな一日だった。
とうとう今年もあと二日。年の瀬が波のように押し寄せて来る。
コロナ一色の大変な一年だったけれど
家族皆が身を寄せ合うようにして暮らした日々が愛しい。
「守りたい」一心だったように思う。
平穏無事であることがどれほどありがたいことだろうか。
順調に仕事が片づき無事に仕事納めが出来る。
義父や同僚のおかげである。ただただ感謝するばかり。
私もやれるだけのことはやったのだと思う。
難破船のような会社も何処かの島に辿り着いたような
安堵は安らぎに似てほっと肩の荷をおろした。
真っ先に母に報告すると「まあ良かった」と喜んでくれる。
昨日も心配して電話をくれたのだった。
もう退いたとは言え母も会社の一員なのだなと思う。
未だに仕事の事を決して忘れてなどいない。
帰宅してじいちゃんの顔を見るなり涙が出そうになる。
「よう頑張ったな」と言ってくれてとても嬉しかった。
昨日の事、あやちゃんが不思議そうな顔をして言ったのだそう。
「おばあちゃんは毎日お仕事に行っているのにどうして
おじいちゃんはお仕事に行かないの?」と。
痛いところを突かれたじいちゃんは「参った参った」と苦笑い。
答えに困り昨年の頭の手術の話をしたのだそうだ。
そうしたらあやちゃんが「そっか・・やっぱりね」と頷いたそう。
じいちゃんがお留守番をしてくれるおかげで私は仕事に行ける。
どんなに疲れて帰って来ても顔を見ただけでほっとするのだった。
「ただいまあ」と声をかけると「おう!」と言ってくれる。
じいちゃんこの一年ほんとうにありがとう。
年末年始は仲良く一緒に過ごしましょうね。
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