2020年12月19日(土) |
私は決して頑張りはしない |
曇りのち少しだけ晴れ。陽が射し始めるまでの寒かったこと。
家事をする気にもならず炬燵にもぐり込んでばかり。
ご近所の鶏頭の花がいつの間にか焦げ茶色になっていた。
あの燃えるように紅かった花がとなんともせつない。
「枯れる」ことに敏感になってしまったのだろうか。
私の情熱はいったい何処に行ってしまったのだろう。
ふと恋をしてみたいと思った。それも叶うはずはないのだけれど。
誰かを想えば胸が苦しくなるようなそんな頃もあったはず。
午後やっと陽射しが。炬燵から抜け出し少しだけ掃除をする。
それも長続きはしない。じいちゃんが雨が降ると言って笑った。
あれもこれもは無理なのだ。私は決して頑張りはしない。
夕食の支度まで少し時間があったので今年の日記を読み返す。
やはり誰のためでもない自分のための日記なのだと思う。
なんでもないような日常の事がとても愛しい。
今日の日よさようならまたあう日まで。そんな歌もあったっけ。
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