2020年07月01日(水) |
そのうち卵を産むかもしれない |
昨日の荒天が嘘のような晴天。元気いっぱいのおひさまが微笑む。
「半夏生」でもあり季節の移ろいを感じながら文月の扉がひらく。
とある本に「自信がないのは自分を信じていないからだ」とあった。
ほんとうにそうなのかとふと心に引っかかるような気分になる。
なぜなら私は自分を信じているからだ。それが嘘だと言うのだろうか。
自分が信じた道を歩きながらも誰だって不安になるのではないか。
心細くなるのではないか。自信満々になどどうしてなれようか。
今週もありがたいことにする仕事がたくさんある。
そんな活気が嬉しくてならず今日も目の前の事をこつこつ。
まるで鶏が餌をついばんでいるような日々だった。
そのうち卵を産むかもしれないそれも愉快に思う。
帰宅したら電器屋さんが来ていて子供部屋にエアコンを付けていた。
あやちゃんが宿題をするのにこれから暑くなるだろうなあと
気遣っていた矢先のこと。娘たちも同じように案じていたのだろう。
じいちゃんと顔を見合わせながら「ずっと居てくれるのかな」と。
もし娘たちがそのつもりだったらそれほど嬉しいことはなかった。
同居を始めて6年目の夏。決して失いたくはない家族の姿があった。
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