2020年06月27日(土) |
おつかれさまそしてありがとう |
つかの間の青空のあと午後からぽつぽつと雨が降り始める。
蒸し暑さも増しいかにも梅雨時らしい一日だった。
職場の庭のやまももの実が先日はとても酸っぱかったのだけれど
美味しくなっていると親戚の伯母たちがそろって採りに来る。
木の下にビニールシートを広げ義父が木に登り振るい落した。
ぱらぱらぱらとものすごい音を立てて実がたくさん落ちてくる。
義父はまるで少年のよう。伯母たちも歓声をあげて少女のよう。
そんな姿を見ているだけで楽しくてならず笑みがこぼれる。
よく熟れている実はたしかに美味しかった。とても懐かしい味。
母にも食べさせてあげたいと思うだけで届けることも出来ない。
仕事中とはいえそんなひと時もありよき気分転換になった。
一時間の残業になり帰宅。疲れはあっても心地よい達成感が勝る。
する仕事のあることはほんとうにありがたいことだと思う。
明日はゆっくりと休もう。そうしてまたぼちぼちと頑張ろう。
一日中孫たちと過ごしていたじいちゃんもちょっとお疲れ気味で
口数も少なくなんだか機嫌が悪いのが気になっていた。
聞けば近所のお友達が集まり総勢5名の子供達だったそう。
「もうほったらかしにしといた」と言いつつ気が気ではなかったのだろう。
今月はずっと私が仕事だったのでじいちゃんにはほんとうに助けられた。
夕飯はあやちゃんの好きな豚カツと肉じゃが。
娘が気遣ってくれて「あやに合わさなくてもいいよ」と言ってくれる。
けれども昨夜みたいに悲しいのはいや。やっぱり喜んで欲しいから。
ちゃんと出来ない日もいっぱいある。手抜きばかりの時だって。
でもおばあちゃんだってちゃんと出来る日もあるよね。
あやちゃんが美味しそうに食べながら「ありがとう」って言ってくれた。
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