2020年01月21日(火) |
寒さなければ花は咲かず |
予報では冬らしい寒さと聞いていたけれど
最高気温が15℃となり思いがけずに暖かくなる。
明日からしばらくは雨の日が続くとのこと
降りそそぐ陽射しをありがたくほっこりと過ごす。
今朝は久しぶりにめいちゃんと保育園へ。
いつもは車から降りると駆け出して行くのだけれど
今朝は珍しく横に並んで歩いてくれた。
そっと手をつなごうとしたらその手を振り払う
「もうめいはあかちゃんじゃないけん」と言って。
春にはもう年長組になるのだなと微笑ましい朝のこと。
外回りの仕事があったのでふと思い立ち梅の名所へ。
昨年の今頃には見事に咲いていたので楽しみだったけれど
どうしたわけか一輪も咲いていなくて残念だった。
どうやら暖冬だから早く咲くとは限らないようだ。
「寒さなければ花は咲かず」それは桜の花のことだけれど
梅の花にもやはり寒さが必要なのではないだろうか。
ふと人間も同じ花だと思う。厳しく辛い冬もなくてはならない。
毎日が春だったらきっと喜びも知らないまま咲くのだろう。
幸いなことにわたしはいま冬ではないかとおもう。
家族に恵まれとても幸せに暮らしているけれど
欲張りなものだから冬になりたがっているのかもしれない。
どん底から這い上がってみたいような不可解な欲に。
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