2019年12月15日(日) |
ゆっくり慌てずに日々のことを |
冷たい北風さんはどこへ行ったのやら今日もぽかぽか日和。
暖かいのは嬉しいけれどいつまた寒気が襲ってくるのやら。
そう思うとやはり冬らしい寒さがふさわしいようにおもう。
予定通りに川仕事の最終日。
漁場にすべての海苔網を張り終えてほっと安堵する。
じいちゃんと顔を見合わせて「やったね」と声を掛け合う。
後はひたすら海苔の順調な成育を待つばかりだった。
大幅に減作をしたので例年通りの収穫はとても無理だろう。
それでも希望を持って春を待ちたいとおもう。
午後はまた炬燵でお昼寝。じいちゃんもぐったりしていた。
ふたりとももう若くはない。体力勝負をする歳でもなかった。
ただやれば出来たという心地よい達成感があるだけ。
お父さんと初めての魚釣りに行っていた孫たちが帰って来る。
あやちゃんは一匹だけ釣れたけれどめいちゃんは駄目だったよう。
得意顔のあやちゃんにふてくされるめいちゃん。
晩ご飯に煮付けたらめいちゃんはひどくご機嫌斜めだった。
「はんぶんこしようね」とやっと笑顔になってくれる。
釣ったお魚は粗末にしないこと。残さず食べてあげること。
娘がそう言い聞かせていた。お魚さんも喜んでいることでしょう。
夕焼け空がきれい。今日も平穏無事に暮れていく。
どんどんと年末が近づいてくるけれど
ゆっくり慌てずに日々を愛しみながら過ごしていきたいものだ。
|