梅雨明けから一週間、今日も猛暑日となる。
元気過ぎるほどのおひさまの頼もしいこと。
けれども熱中症で亡くなられる方もいて
空もどんなにか心を痛めていることだろう。
7月も最後の日、月末の仕事に追われて
病院へ行くのがすっかり遅くなってしまった。
昼食はとっくに食べ終えてシャワーを浴びたところだった。
パンツを待っていたとじいちゃん。今日はとても機嫌が良い。
頭痛は相変わらずのようだけれど
退院が決まったので気分的に楽になったのだろう。
笑顔でいてくれるのがほんとうに嬉しかった。
看護師さんが「孫ぐすり」もありますねと言ってくれる。
ほんとうにその通りだと思う。孫たちとふれあうのが
何よりのリハビリになるような気がした。
笑顔でいられる日がきっとたくさんあるだろう。
不安がってばかりいてどうして道が開けるだろうと
やっとそう思えるようになった。
案ずるより産むが易しとは少し違うのかもしれないけれど
「不安」は希望を押し殺す最大の敵ではないだろうか。
西の空が茜色に染まりもうすぐ日が暮れる。
お風呂上がりの孫たちのはしゃぎ声が我が家の希望そのものだ。
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