2018年10月11日(木) |
もう何も考えたくない |
曇り日。気温が上がらずとても肌寒く感じる。
早朝、入院中の母から着信があり大騒ぎとなる。
昨夜外泊許可が下りたそうですぐにでも帰りたいと。
とっさに「急にそんなことを言われても困る」と言うと
声を荒げて怒る。もう手の付けようがないほど。
今週はずっと仕事が忙しく、今日も外せない大切な仕事があった。
とにかく午後まで待って欲しいと宥めるも機嫌の悪い母だった。
9時になり病院の相談員さんに電話してみたら
午後から介護認定の面接があってそれが済まなければ帰れないとの事。
母にもそのことを伝えて納得してくれていると聞きほっとする。
外泊許可が下りてよほど嬉しかったのだろう。母の気持ちもわかる。
とにかく急ぎの仕事をひとつひとつ片付けて病院へ向かう午後。
介護認定の面接にも立ち会うことが出来て良かった。
今回の外泊許可は独り暮らしが出来るのかの試験的なものらしい。
絶対出来るもう大丈夫と胸を張って自信満々の母だった。
じゃあ列車に乗る練習をしてみようと中村駅まで送って行く。
親切な駅員さんがしっかりと手助けをしてくれるとのこと。
おかげで安心して母を駅に置き去りにして帰路に着く。
なんと目まぐるしい一日だったことだろう。
母は無事にアパートに帰り着いたのか、何の連絡も無しだった。
今夜はもう何も考えたくない。
孫たちのはしゃぎ声を聴きながらほっと微笑みこれを記す。
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