夜明け前まあるい月と会話する。
向き合っているとなんともいえず癒されるひと時。
優しい月明かりに身も心も捧げてみたいような。
それは老女の戯言なのかもしれないけれど。
今朝はめいちゃんも「おばあちゃんといく」と言ってくれて
ふたりを保育園に送り届ける朝。
ぴょんぴょんとウサギみたいに跳びはねながら門まで走るふたり。
後姿を追いかけながら今朝も元気なちびっ子パワーをいただく。
娘たちと同居を始めて今日でもう丸4年目。
なんと愛しくありがたき日々だったのだろうと感慨に浸る。
夕飯を少し奮発して「記念日よ」って言ったら
家族みんなが「何の?」って笑った。それも愉快なこと。
娘たちにはほんとうに感謝している。
そうしてふたりの孫と暮らす日々は宝物のようだった。
どうかこれからもそばにいてほしい。そればかりを願っている。
お風呂上がりの孫たちのはしゃぎ声を聴きながら
ほっこりと微笑みながらこれを記す。
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