2018年07月16日(月) |
すめばまたはじめることができる |
夏空から炎のかけらのように陽射しが降ってくる。
娘たちは家族そろって川遊びに出掛けた。
水着を着て嬉しそうに車に乗り込む孫たち。
我が家は今日も申し訳ないほどに平和だった。
午前中にお大師堂へ。日捲りの暦が土曜日のまま
この暑さでSさんも足が遠のいているのかもしれない。
ゆっくりとお参りを済ませてから手水鉢の水を入れ替える。
川の水が昨日より今日と随分と澄んできれいになっていた。
「澄む」は少し「済む」にも似ていて
すめばまたはじめることができるのだなとふと思ったり。
お大師堂から眺める四万十大橋。この景色がとても好きだ。
午後はまたエアコンのお世話になりながらのんびりと過ごす。
夕食の買い物を済ませていたのに、娘がBBQをするのだと言う。
お肉をたくさん買って来ていて準備を始めているのを見ながら
どうしたわけかひどく落ち込んでしまって涙が出てしまった。
母は母なりに精一杯食費を切り詰めようと努力していて
贅沢もさせてあげられず娘たちに我慢をさせていたのかと。
娘たちのささやかな楽しみがなんだか仕打ちのように思えて辛かった。
でもそんな涙もつかの間のこと。大喜びしている孫たちの笑顔が嬉しい。
夕食前に昨日洗った海苔網を取り入れに行っていた。
よく乾いていて気持ちいい。白くてもこもこしていて
なんだか生き物みたいにほっこりとあたたかくて。
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