少しひんやりの朝だったけれど日中は28℃ほど。
からりっと晴れて爽やかな夏日となる。
仕事をしながら母とあれこれ話す。
「お母さんにもしものことがあったら」などと言う母。
明日の入院がよほど不安なのだろうと思う。
決してそんなことはないと思いつつ私も心配になって来たり。
精一杯の笑顔。それが自分に出来る唯一のことだった。
後ろ髪を引かれるような思いで帰路につく。
今度母に会える日はいつなのか、先の事が全くわからない。
帰宅したらお休みだった娘が洗濯物をたたんでくれていた。
台所もきれいに片づけてくれていてなんとありがたいこと。
今日は保育園の参観日で娘も行っていたのだけれど
リズム体操をしていた時にあやちゃんが転んで大変だったそう。
右手を痛めたらしく昼食時にお箸を持てなかったそうだ。
大丈夫かなと心配になり娘と一緒に保育園へお迎えに行く。
右手が少し腫れているようだけど元気な姿にほっとする。
保育士さんとも相談して今夜様子を見てから明日病院へ連れて行くことに。
夕飯は左手にスプーン持っていつも通りにしっかりと食べてくれた。
あやちゃんが自転車に乗れなくて夕散歩はお休み。
私もお大師堂へ行かず。なんだかサボってばかりのこの頃。
平穏無事ではなかったのかもしれないけれど
今日も笑顔のまま暮れて行った。
職場の庭にはねむの木の花が咲き始めた。
仕事の手を休めて空を仰ぐ。
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