2018年03月25日(日) |
あしたがあるあしたがあるさ |
お彼岸が明けるのを待っていたかのようにとても暖かくなる。
早朝はまだひんやりと肌寒かったけれど
川船に乗って見た朝陽は燃えているように紅くきれいだった。
8時には漁を終えて作業場まで帰って来ていて
あやちゃんがお手伝いをするのだと言って遊びに来てくれる。
海苔に小さな海老が混ざっていて見つけては喜んでいた。
ふと子供達が幼かった頃を思い出すような光景。
もう36年目の春なのか。随分と歳月が流れたけれど
作業場でおりこうさんで遊んでくれていたことが懐かしい。
午後は出荷の準備で干しあがった海苔を小さくほぐして箱詰めに。
干す前に見つけては取り出していた海老がまだまだ残っていて
すべて取り除かなくてはいけない細かい作業だった。
半日でやっと一箱。なんとしても明後日の出荷に間に合わせたい。
結局、夕散歩もお大師堂にも行けず仕舞いだった。
でもお供えのお菓子はちゃんと買ってこれたので大丈夫。
あしたがあるあしたがあるさと歌うように思っている。
やれるだけのことをやり遂げ、今日もとても充実した一日。
「いい日」だったなあって思う。清々しいきもち。
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