朝の気温より昼間の気温が低くなり、冷たい雨の一日。
夕方のニュースでは、関東、甲信越の大雪のニュースが流れる。
こちらは雨で済んで幸いだったけれど、とても他人事ではなかった。
家に帰れずに困っている人も多いだろう。はらはらとするばかり。
昼間、久しぶりに母から電話があって
明日の検査次第で退院が出来そうとのこと。
でもまだ仕事をさせるわけにはいかない。
退院してもしばらくは安静にするように言って聞かせる。
午後、母のアパートの近くで集金があったので
鍵のかかっていない母の部屋をそっと覗いてみた。
案の定、テーブルの上には食べかけの食料。
冷蔵庫に入れずにそのままにしてある食料もあって
そのどれもにことごとく半額シールが貼ってあった。
なんともせつない。なぜか涙があふれそうになる。
母は母なりに必死の思いで節約をしていたのだろう。
「無駄遣いをしないで!」と声を荒げていた自分が情けない。
涙を堪えながらそれらをゴミ袋に詰めて持ち帰って来た。
母が帰って来る。ほっとしながらも複雑な思いが頭をよぎる。
同じく入院中の姑さんは、いまだ小康状態が続いていて
肺炎はほぼ完治したものの食事を摂ることが出来ないでいる。
「娘さんなら」と今日は面会を許されて義妹が行っていたけれど
お茶さえも飲みこむことが出来なくなっているようだった。
点滴だけでいつまで持ちこたえられるのか。今はただ見守るだけ。
やはり覚悟はしていたほうが良いだろうと、今日は話し合った。
母の事、姑の事、綴れば重い日記になってしまうので
自分なりに控えていたけれど今日は記しておくことにした。
今夜もめいちゃんと一緒にお風呂。とても楽しかった。
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