2017年03月09日(木) |
持つべきものは娘かな |
冷たい風が吹き荒れて時おり時雨れていた。
「寒の別れ」と言うのだろうか、冬がもがいているような
押し寄せてくる春に立ち向かっているような寒さ。
川仕事は寒いほど楽で今日もふたりで精を出す。
胸まである胴長靴はとても暖かくて
川の水も外気よりもずいぶんとあたたかく感じる。
今日は娘がお休みだったので洗濯物を干していてくれて
気忙しい朝も随分と助かった。持つべきものは娘なり。
山里の職場からの電話もなくおかげで午後はゆっくりと休めた。
毎日のストレスから解放されてなんとも気が楽でならない。
あえて母には電話もメールもせずにいる。薄情な娘だこと。
少しでも助けてあげたいという気持ちはすっかり薄れてしまって
出来ることならばこのまま距離をおきたいような気持がつのる。
親不孝をさせてもらっています。お母さんごめんなさい。
自分の母にはそんな気持ちでいながら
わが娘にはとても助けられてなんともありがたいこと。
今夜も夕食の支度を手伝ってくれてあれこれとたくさん作る。
「まるでバイキングみたいね」とみんなで笑いあって食べる
野菜炒め、ほうれん草のお白和え、大根なます、ポテトサラダ、鶏そぼろ。
今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。
明日はあしたの風にまかせて今夜もぐっすりとおやすみなさい。
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