台風17号が不気味に接近していて、明日あたりから影響が出そうだ。 どんなにあがいても自然には逆らえないものだけれど、 どうか大きな被害が出ませんようにとただただ祈るばかりである。
今日はありがたいことに晴天に恵まれていた。 いつもの散歩に出掛けようとしていたところ、 またまた先日のロケ隊が今度は土手で撮影を始めていた。 土手に上がる道はどこもかも通行止めになっていて、 お大師堂のすぐ近くまで行ったものの先に進めなくなった。
ADさんらしき若い青年がいて私はちょっとオバタリアン化。 とにかくすぐそこなので行かせて欲しいと頼んだのだけれど、 土手を横切られては困るからとひたすら頭を下げられる。 「どうして?犬を連れた人が歩いていたら駄目なの?」 それはとても自然な光景に思えた。映ったって良いではないか。 どんなにおばさんだってちらっとテレビに映る権利はありそう。
言い寄る私に青年はとても困った顔をするばかり。 さすがの私もそれ以上は言えなくて仕方なくきびすを返した。
テレビドラマっていつも何気なく見ているけれど、 地方ロケなどをする時はほんとうに大変なのだなと思った。
私のように言いがかりをつける人も少なからずいるだろう。 私も今日は言い過ぎたのかもしれないとちょっと反省をした。
家に帰り二階の自室の窓から撮影の様子をしばらく見ていた。 今日は桐谷君ではなく誰だかわからない女優さんが来ていた。 ドラマが始まったらこれがあの時のシーンだとわかることだろう。 楽しみだなと思う。私の散歩道がドラマの風景になるなんて最高だ。
夕食後、もう薄暗くなっていたのでお大師堂に行くのを諦める。 「行けない日があっても良いじゃないか」夫の言葉にうなずいていた。
何にもこだわっていないと思い込んでいたけれど、
今日の私はすごくこだわっていたのだなとあらためて感じた。
どんな日もあってよし。そう思うことはとても大切なことだ。
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