曇りのち晴れ。陽射しがほんの少しやわらかく感じる。 散歩道の土手を歩きながら秋風に吹かれていると。 ふっと自分がなんて自由なのだろうとあらためて思った。
きっと好きなように流れているのだろう。 この道を行かなければいけないという決められた道もない。 道草をしたり寄り道をしたりしながら目の前にある道を歩んでいるだけ。 その道は自分に与えられている道。それはとてもありがたいことだった。
行き当たりばったりかもしれない。それもよし。 そうしていろんなことを見つけられたらそれだけで幸せだと思う。
かつてはあったかもしれないプライドのようなもの。 そのためにもがいたり苦しんでいたのが今は嘘のようだった。
なにもない。あったとしてもそれはほんとうに些細なこと。
そんな些細なことにこだわらない生き方をしたいとつよく思っている。
好きなように歩いていく。好きなように流れていく。
あしたは風になるかもしれない。きっときっと心地よい風。
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