天気予報は曇り時々雨だったけれど、思いがけない青空になる。 おかげで予定通りウォーキングのイベントに参加することが出来た。
「牧野富太郎の道風景ウォーク」というイベントで。 植物学者として有名な牧野氏が生前に山里の道を歩いたと言われている。 その道を歩きながらいろんな植物とふれあおうという趣旨のものであった。
目的地に着いておどろいたのは壮大な杉林であった。 その杉林を縫うように小さな細道がずっと続いている。 木のにおい緑のにおいがこんなに心地よいものとは知らなかった。 深呼吸をしながらゆっくりと歩いて行くとたくさんの野草を見つける。
同伴の牧野植物園の職員の方がひとつひとつ説明をしてくれた。 ノートを持ってくれば良かったと悔やまれる。とても覚えきれない。 「仙人草」は純白でとても可愛い。四万十でもよく見かける花だった。 「へくそかずら」も可愛い花だったけれど、その名の通りちょっと臭い。 食虫植物もいくつか見つかりなんとも珍しい苔のような植物もあった。
どんなにちいさな植物にもちゃんと名前があるということ。 花も草も葉っぱもほこらしげに微笑んでいるように見えた。
見つけてくれてありがとうとあちらこちらから声が聞こえてくる気がした。
日々の暮らしの中では見つけてあげることも出来ない草花。 今日はたくさんの草花と出会うことが出来てほんとうに良かったと思う。
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