晴れのち曇り。今日も蒸し暑い一日だった。
散歩道を行けば野アザミがすっかり綿毛になっていて。 それはタンポポのように可愛らしくは見えないけれど。 なんだか憐れでせつないような花の命をしみじみと感じた。
その命を風がはこんでくれるかな。 そうしてまた季節が巡ってくればたくさんの花を咲かせることだろう。
あらあらと言う間に流れていく日々。 季節はすっかり初夏になり「ああ、ここにいるのだな」と確かめるように思う。
途惑うことは何もない。みんなみんなしっかりと生きているのがありがたい。

明日の夜は家族みんなで「お別れ会」をすることになった。
けれども決して悲しい別れではない。辛くも寂しくもないのだと思えるようになった。 今朝の事、ある方に「会える楽しみがありますよ」と言ってもらって。 なんだかとても気分がすっきりとして目の前が明るくなったような気がする。
会えなくなるのではない。これからは会えるようになるのだと思った。 そう思うと寂しさも一気に吹き飛び、わくわくと嬉しくなってしまった。
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