ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2012年04月26日(木) 30年目の春

昨夜は寝ている間に雨が降っていたようだ。
目覚めるとしっとりとした空気が漂っていたけれど。
雨上がりの朝はなんとも清々しくその空気を美味しいと思った。

潮が引き始めるのを待って川仕事に出掛ける。
すっかり弱ってしまった海苔を見捨てる事も出来ず。
最後の最後まで収穫をすることに決めた。

潮待ちをしているあいだ仲間のいとこ達とおしゃべり。
老夫婦が多いけれど、すごく溌剌としていて元気そう。
けれどもそれぞれ持病を抱えていて辛い時もあるのだそうだ。
70歳80歳と私たち夫婦も家業を続けられるのだろうか。
なんだか気が遠くなるけれどいとこ達を見ていると勇気づけられる。

私の体調はイマイチで日々だましだましなんとか頑張っている。
そんな話をしているといとこが私の背中をさすってくれた。
ほらここらへんが痛いでしょと優しくさすってくれてなんとありがたい。

76歳のいとこ。私の母よりも年上なのだなと頭がさがるような思いだった。
私も弱音を吐いてなどいられない。まだまだこれからなのだと強く思った。

おかげで無事に今日の川仕事を終えられる。
疲れているのはみんな一緒なのだと思うと、その疲れも分け合えるようだ。

家業を継いで30年目の春。ひよっこだった私達もほんの少し成長しただろうか。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加