ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2012年04月14日(土) 待っていてね

散歩道の土手に野あざみの花が咲き始めた。
触れることも出来ず手折ることもできないけれど。
その凜とした姿にはとても心魅かれるものがある。

好きな花が咲くと嬉しい。心を弾ませて歩く散歩道。



今日はどうしても山里の職場に行かなければいけなくて。
川仕事を休ませてもらいなんだか気忙しく駆けつけて行った。

「すまないねえ」と詫びる母に笑顔で首を横に振り。
自分にしか出来ない仕事を一生懸命に頑張った一日。

川仕事も終盤になった。もうひとふんばりで楽になる。
そうしたらまた母を助けてあげることも出来るようになる。

見るたびにちっちゃくなる母。背中もずいぶんと丸くなった。
けれども弱音を吐かない母はとても頼もしく見えるのだった。

「ありがとうね」そう言って私を見送ってくれる。

なんだか胸が熱くなってほろりと涙が出そうになった。

母はどうしようもなく老いていく。
けれども必死になってその老いと闘っているように思える。

私の老いなどちっぽけなもの。まだまだこれからではないか。

「また来るから待っていてね」母は庭に出て私に手を振ってくれた。


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