小雪がちらつくなかを山里へと向かう。 国道から山道へ入るとすっかり雪景色だった。
雪化粧をした木々のなんと綺麗なことだろう。 しなやかな枝に純白のベールをかけたようだった。
幸い道路は凍結しておらず安心して景色に見入る。 雪が好きだなって思った。寒さも忘れるくらいに。
職場に着いてからも雪はどんどん降り続いていた。 時折り吹雪のようになりあたりが見えないくらい。
仕事の手を休めては何度も窓の外の雪を眺めていた。 なんだかどきどきする。とても不思議な気持ちだった。
心配した母が早目に帰るようにと言ってくれる。 仕事もさほど忙しくもなかったのでお言葉に甘えた。
山里から平野部へと下るとびっくりしてしまう。 そこには青空が広がり雪のカケラも見えていなかった。 なんだか夢を見ていたような気持ちになってしまう。
けれども確かに雪を見た。雪景色が目に焼きついている。
帰宅するとアマゾンから「お遍路万歩計」が届いていた。 毎日歩いては四国88ヶ所の距離を達成しようと言うゲームのような万歩計。 さっそく初期設定をしてみてポケットに入れ散歩に出掛けてみた。
なんと750メートル。たったそれだけの散歩だったことが判明した。 これでは一年歩いても到底達成など出来るわけがない。 もっともっと歩かなければと一気にやる気がわいてくる。
目標が出来るという事はとても良いことだと思う。 何年かかるかわからないけれど毎日少しずつ頑張っていこう!
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