いつもと変わらない穏やかな朝が愛しくてならなかった。
ああ無事に新しい年が始まったのだなと感慨深くおもう。
どんな年になるのだろうと不安に思うこともたくさんあるけれど。 前を向いてすくっと笑顔で歩んでいればきっと乗り越えられるだろう。
笑う角には福来る。平穏無事でいられることが何よりの福である。
お昼には家族が皆揃いにぎやかな元旦となった。 夜勤明けの息子も眠気よりもビールだとそれは愉快。 サチコは食欲旺盛で私の作った昆布巻きを喜んでくれた。 お婿さんは好物の蟹と鶏の唐揚げ卵焼きなどをがっつり。
家族はほんとうに宝物である。今年は新しい命も誕生する。 それがなんだか奇蹟のように思えてならない母であった。
どうか今年も皆が健康で平穏無事に暮らせますように。
お大師堂に初詣。穏やかな気持ちのままで手を合わす。
この清々しさはなんだろう。心が洗われたような気分であった。
見渡せばゆったりと流れる大河。その流れは広大な海へと続く。
私も流されていくのかもしれない。そんな日々に身をまかせようではないか。
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