目覚めると雨が降っていた。 かすかな雨音としっとりした空気。 なんだか春先の雨のようにやわらかい。
こんな日は炬燵がいいねと言いながらも。 彼とふたり突撃するように川仕事に出掛ける。 あと少しもう少しだからと励ましあいながら。 苦も楽になり今日も達成感でいっぱいになった。
散歩は諦めていたけれど思いがけず雨がやむ。 あんずも諦めていたのか犬小屋で眠っていた。 「雨やんだよ。行くよ」と声をかけると。 寝ぼけ眼でのそのそと這い出してきて愉快なり。
雨上がりの散歩道が好きだ。 あたりいちめんが潤っていてなんとも心地よい。 土手から河川敷。例の東屋まで行きまた土手を帰る。
晩ご飯。息子がまた帰って来てくれて三人でにぎやか。 仕事が休みでずっと寝ていて朝から何も食べていないという。 大盛りご飯をおかわりしてうまいうまいと食べてくれる息子。
元気でいてくれるのが何よりも嬉しい。
どんな日もあるけれど日々を乗り越えてほしいと願う母であった。
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