| 2011年11月06日(日) |
お遍路さん(その7) |
今日も青空は見えずすっきりとしないお天気。
昨日に引き続きお大師堂に泊まる予定のお遍路さんを待っていた。 その人もミクシィを通じてお遍路中だと知った人だったけれど。 昨夜メールを頂きお大師堂のことを教えることが出来たのだった。
28歳の青年。なんだか自分の息子のように思って見守っていた。 まさか私のことを頼ってくれるなど夢にも思っていなかったので。 昨夜のメールはほんとうに思いがけずに嬉しいことであった。
そろそろ着く頃かしら。窓辺から土手の道を何度ものぞく。 そうして午後3時半頃。大きな荷物を背負って歩くその人を発見。 もちろん顔も知らない人だったけれど確かにその人だと思った。
すぐに駆けつけたいような気持ちをほんの少しがまんして。 いつもの散歩の時間を待ちゆっくりとお大師堂を目指した。
そうしたらその人が外に出て私のことを待っていてくれた様子。 不思議だったのは初対面だと言うのにまったくそれを感じさせない。 なんともいえない懐かしさ。まるで再会したような気持ちになった。
ほんのつかの間だったけれどいろいろと話しをする事も出来て。 とてもありがたい貴重な時間を頂いたように思う。
ささやかな。ほんとうにささやかな縁にほかならない。
けれどもこんな出会いがあるから私の人生もまんざらではなかった。
「またきっと会いましょうね」そう言って別れる。
後ろ髪を引かれるような思い。なんとも名残惜しいお別れだった。
どうかこれからも元気で。晴れて結願の日を迎えられますように。
私はまた母のような気持ちになり彼の日々を見守っていきたいと思う。
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