朝のうちほんの少しだけ雨が降る。 しっとりと潤った空気がなんともいえず好きだ。
山里へと向かう道。団体の歩き遍路さんと遭遇する。 バスツァーだろうか。少しの距離だけ歩くのらしい。 そういうのも良いなって思った。それなら私も行けるかも。 単独ではなかなか思い立てないで今に至っているけれど。 いつかはきっと叶えたい。私もお遍路さんになりたかった。
いつか。その言葉は若い頃とはずいぶんと違ってきこえる。 いつかいつかと言いながらどんどんと歳を重ねてしまうから。
そうして諦めてしまうのはあまりにもくやしい。 だからどんなに歳をとっても「いつかきっと」と言い続けたい。
ついつい焦ってしまったり弱気になることが多いこの頃。 物事を前向きに考えるのが少し苦手になった事に気づく。
でもそれではいけない。それではすべてがお終いになってしまう。
そんな人生にしてたまるものか。もっともっと勇気を出さなくては。
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