気温が25度を超え10月とは思えない夏日となる。 すっかり行ってしまったと思っていた夏が。 忘れ物を取りに帰ってきたのかもしれなかった。
それはいったいなんだろう。 一緒にさがしたくなって眩しい青空をあおいだ。
仕事は今日も少し多忙。あっという間に時間が過ぎる。 すっかり元気になっていた母の体調が気になっていた。 また足の痛みが再発したらしい。いったいどうしたことか。 気丈な母のこと顔には出さないけれど辛いだろうと気遣う。
みんなが無事にと毎日祈っているけれど思うようにはいかない。 心配事は絶えないけれどあきらめずに祈り続けたいと思う。
帰宅していつもの散歩道。 家を出てすぐにひとりのお遍路さんに出会った。 お大師堂に向かっているとのことで案内がてら一緒に歩く。 その歩調のなんと逞しいこと。あんずも顔負けの歩きぶりだった。
今朝六時に佐賀町を出てやっと四万十に辿り着いたとのこと。 クルマだとわずか30分ほどの距離が一日がかりなのだ。 民宿などには泊まらずずっと野宿をしているということ。 雨の日もありどんなにか辛いことだろうと思われた。
けれどもそれを少しも苦にしていない様子にほっとする。 毎日が挑戦であるかのようにそれを楽しんでいる様子だった。
一昨日のお遍路さんとその姿が重なる。彼も頑張っていることだろう。
決してひとりではない。そう伝えたい気持ちでいっぱいになった。
|