久しぶりの晴天。やっと夏の太陽に会えた。 心地よい夏風のおかげで暑さもさほど気にならずにすむ。
今はちょうど夕陽が沈むところ。 茜色に染まる空を仰ぎながらこれを記している。
明日もきっと晴れるのにちがいない。空とゆびきりげんまんをしよう。
今日も平穏だった。それはとてもありがたいことなのだけれど。 ふっとこわくなる。突然に何かを失ってしまいそうで不安になる。
誰しもそんなきもちになることがあるのではないだろうか。 なにもかもが決して当たり前のことなんかではないのだと。 あたえられている日常がとても貴重な時間のように思えてくる。
だからといってそれは特別な時間ではないのだった。 普通のこと。ささやかなこと。それがいちばんの幸せに思えてくる。
きっとこれでいいのだろう。何も不安がることなんかないのだろう。
あとは眠るだけ。そうして何事もなく朝を迎えるだけ。
大丈夫。生きているのだもの。大丈夫。ちゃんとここにいるから。
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